伊那谷のお話
最近連続して、飯田、駒ヶ根あたりの地名が出てきましたので、今日はそのお話。
広島からは遠い場所ですが、伊那谷ってご存知ですか?
長野県南部、南アルプスと中央アルプスに挟まれた天竜川沿いの細長い谷です。中央自動車道と、のんびりムードのJR飯田線が、谷に沿うように走っています。南アルプス登山の時のバスの乗り換え地点、初心者さんでも気軽にいける木曽駒が岳ロープウエー乗り場のある場所。ロープウエー終点の「千畳敷カール」は、真夏でも雪が残る別天地です。(初心者さんは登山は無理です。)中央道の駒ヶ根サービスエリアは、晴れているとアルプスの大展望が。何時間いても見飽きることがありません。古くは天竜川下りで有名ですが、正直あまりメジャーな観光地ではありません。詳しくは、ネットで検索されると、きれいな写真などがたくさんUPされていると思います。
先週のNHKラジオ深夜便に出演された「はやぶさプロジェクト」のJAXA名誉教授的川泰宣氏は、伊那谷を旅行中の素晴らしい景色にインスピレーションが沸き、詩が浮かんできたきたそうです。今ちょうど読んでいる本「老子と暮らす」の著者の加島祥造氏は、訪れるなり気に入って駒ヶ根に土地を購入し、移住してしまったそうです。
食品では、市田柿、養命酒、寒天メーカーの伊那食品などが有名です。寒天の原料は海藻なので不思議な感じがしますが・・。
私自身は、名古屋からの日帰りドライブにちょうど良い距離なので、年間とおして何度も訪れました。名古屋からだと、中央道を使って片道1時間半程度。内陸性気候なので夏のあいだはちょっと暑いです。訪れるのであれば春と秋をお勧めします。これからが、いい季節ですね。りんご狩り、梨狩りなども出来ますし、アルプス山頂付近から麓に向けて、順次紅葉が下っていき、新雪が積もってきますので、訪れる度に違う景色が楽しめます。
PS・・今週9月11日から13日、産経新聞の中ほど正論コーナーの隣に、加島氏の記事が連載されています。新刊本について。
産経さんのネット配信はこちら・・http://sankei.jp.msn.com/life/news/120911/art12091103120000-n1.htm
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