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2019年12月15日 (日)

紅茶とインフルエンザ予防

2019年12月15日産経新聞くらし面に「インフル予防 紅茶に期待」という記事が掲載されました。

誤りが認められますので産経新聞社に対し、一読者の意見として以下のようなメール送りました。

本ブログ読者の皆様におかれましても、紅茶は嗜好品であることを再認識していただきたく思います。

以下、メールの内容です・・

「貴社電子版記事URL・・https://www.sankei.com/life/news/191214/lif1912140022-n1.html
私は産経新聞読者で、広島で紅茶店を経営しています桂と申します。
 はじめに、インフルエンザウイルスの感染経路についての確認です。
感染経路は、飛沫感染と接触感染の2つがあります。
飛沫感染は、感染者のくしゃみや咳、つばなどの飛沫と一緒にウイルスが放出し、別の人がそのウイルスを口や鼻から吸い込み感染します。また、接触感染は、ウイルスが付いた物に触ってウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触って粘膜から感染します。(以上、政府広報オンラインより)
1.貴社記事中の文章では、「インフルエンザウイルスは表面にある「スパイク」と呼ばれる突起物を使って呼吸器粘膜の細胞に侵入する。」と書かれています。 紅茶を飲むという行為は、口や喉周辺の粘膜を潤します。ごく一般的な鼻呼吸をする場合、鼻の粘膜細胞からのウイルス侵入には、紅茶は全く効果がありません。また、一日中、口呼吸をしている人を仮定しても、呼吸時の空気中のウイルスが紅茶液で潤った粘膜に全て接触するとはとても考えられません。また、紅茶液は、気管より下の肺に至るまでの下気道に入り込むことができません。(仮に入るとすると反射的にむせます。)従って口呼吸の場合も、口及び喉周辺以外の場所においてのウイルス侵入を防ぐことができません。
2.紅茶うがいについて。三井農林の研究では、紅茶うがいを行ったグループと、何もしなかったグループの比較を行っています。しかしながら、紅茶ポリフェノールの効果を検証するのであれば、紅茶うがいと「水」うがいの比較をするべきです。
以上のことから、紅茶はインフル予防に対しては期待できません。
インフルエンザ予防策は、うがいと手洗いが基本です。
参考 三井農林の研究結果のHP・・http://www.ochalabo.com/power/btp.html」

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