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2019年1月17日 (木)

紅茶は英語でブラックティーといいます

昨晩、老紳士がティーポットのダージリンをご注文されました。最後まで飲み切ったあと、雑談を少々。「今日頂いたダージリンは私が50年前に飲んだブルックボンド紅茶とほぼ同じ味です。ようやく探していた紅茶が見つかりました。それにしても最近のダージリンの茶葉は、緑色をしていますが、どういうわけですかね。紅茶は英語でブラックティーっていうのに・・」

ブルックボンド紅茶が手に入らなくなった後、あらゆる機会に紅茶店を訪問し、ミルクティー向けの同じような味のするダージリンを探したそうです。ところが、店員が勧めるのはシングルガーデンの新茶やセカンドフラッシュばかり。茶葉の色も緑色で、ストレート向け紅茶です。自身が希望する茶葉の特徴を店員に話しても、要領を得ず、会話にならなくて困っていたのだそうです。

今の流行は、渋みを嫌い、茶液に甘さを求めます。シングルガーデンの茶葉をそのまま販売すればブレンド技術は必要ありません。長々とした商品の説明文と、美しい写真、お店のこだわりを巻物のようにショッピングサイトにUPすれば、商品単価も高く設定できるという作戦です。

一方、自店のダージリンは、新宿高野のゴールドラベル。100グラム1080円です。毎年の茶葉の出来具合に品質が左右されないようブレンドしてある紅茶です。少なくとも私が東京住まいをしていた30年前から、変わらない品質を継続されています。紅茶のブレンドはかなりの技術と経験が必要といわれています。茶葉の色は黒。イギリス式にティーポットを使用し、濃い紅茶はミルクティーにして飲む方法が一般的です。不易流行でいうところの「不易」の紅茶です。

新宿高野の紅茶のティールームも、大阪ムジカティーの堂島のお店も閉鎖されたため、ますます不易の紅茶と出会う機会が減っているのが現状です。四十数年間探し続けるのは、落胆の繰り返しでさぞかし大変だったろうと心中をお察しします。ゴールドラベルのダージリン紅茶は、自店でいつでも購入できること、楽天市場に新宿高野が出店していることなどをお伝えしました。お店の継続には、不易と流行のバランスが重要ですが、お店をやっていて本当に良かったと思う一日でした。Sinnjukutakano

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