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2015年3月 8日 (日)

おすすめの本「パンの文化史」

Funada

ちょっといい本がありましたのでご紹介します。
「パンの文化史」舟田詠子著 講談社学術文庫2013年12月初版
ウィーン在住の著者が、世界各地の博物館や遺跡を旅してまとめた、パンと人類の5000年の歴史の本。時代ごと地域ごとのパンの材料、焼き方、燃料と窯の変遷などを丹念に追った内容。写真も豊富でわかりやすい文章です。
現在は、ガス窯や電気オーブンなど便利な製品が普及していますが、それ以前はパンを焼く作業は重労働だったようです。薪の準備、窯の温度管理などを考えると、頻繁に焼いても

 

2週間おき、アルプスの村など雪に閉ざされる地方では年に数回など。また、殻の固い麦の製粉作業も重労働。貴重な小麦の使用はクリスマスなどの年間行事に限られ、普段はライ麦、燕麦などを使用していたことなど。今の日本のように、焼きたてパンが毎日食べられるなどというのは歴史的に見ても稀有な現象のようです。
先週の産経新聞の書評欄の記事に、「100年後の読者に耐えうる近代小説があるのだろうか?」という早稲田大学教授の文章がありました。本書は小説ではありませんが、数百年は十分耐えうる内容と確信します。「パンは、皆で分かち合うもの」この言葉が心に沁みてきます。

 

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