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2014年10月20日 (月)

30%余りの子供が味覚認識できず

今日のNHKのニュースサイトに、 ショッキングな記事がUPされていました。
3%ではありません。30%です!
調査対象年齢に中学生が含まれているということは、数年後に大学生もしくは社会人になって、お客様としてご来店される可能性があるということですね。
普段の食生活で、濃い味付けの食品ばかりを食べているのが原因ではないか?と有識者の見解が掲載されていました。ハンバーガーやパン、お弁当、お惣菜(中食)など、食品工場で作った味の濃い商品のばかりだと、どんどん味の濃い商品を食べないと満足できなくなるし、その点こそが食品会社の営業戦略でもあるわけです。家族のあり方や、食習慣の問題でもあり、簡単には解決できそうにありません。将来的に、怖いお話です。

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コメント

 これは研究結果、もしくはまとめた記事の内容を先に疑うべきだと思います。いろいろと内容に不備がありそうなところが多いので。

 まず東京医科歯科大学の植野正之准教授は、味覚研究の専門家ではありません。この段階で、栄養学や食行動心理学などの専門分野と同じレベルの実験手法と統計分析法に到達できているのか怪しいと思います。記事からはうかがい知れませんが、下手したら実験もせずに単なる調査研究(アンケート)で結論づけているのかもしれません。

 何より疑問なのが、こんな衝撃的な結果の原因として「濃い味付け」の可能性を挙げていることです。この結果を信じるとしても、普通は真っ先に亜鉛不足を疑うべきところなのに。この辺りからも、味覚研究の素人が付け焼き刃で実施したいかにも質の低そうな(結論を鵜呑みにできない)研究だなと感じられます。

 あるいは研究自体は悪くなくても、NHKのまとめ方がよくなくて、論文の部分部分をつまみ食いしてショッキングな記事に仕立て上げた可能性もあり得ます。いずれにせよ、ちょっと怪しい記事だなという印象を強く受けました。

 マスメディアが発するこの手の科学記事では、ほとんど出典を明記していないのですよね。ちゃんと出典を明らかにして、視聴者・読者自身が内容を吟味できるようにするのが基本的な姿だと思うのですが。

投稿: Yosh | 2014年10月21日 (火) 11時25分

Yoshさん、いつもコメントありがとうございます。NHKでUPされた記事は、東京発全国ニュースのアナウンサー向け放送用原稿です。ニュース内容は、放送してすぐに消えていく運命にあるので、視聴者に何かインパクトを与えるような文言があればいいのでは。30%の数字を聞いて、お茶の間で何がしかの注意喚起が促されれば御の字です。全国調査すると30%という数字は減るとは思いますが。
味覚障害と亜鉛摂取との関連が近年謳われていますが、体内の亜鉛の摂取は、食品添加物の重合リン酸塩が阻害し、排出を促すこともわかっています。リン酸塩は、単独では肉加工品の結着剤や品質改良剤、一括表示ではお弁当やおむすびなどの腐敗防止(細菌の増殖防止)に使用されるph調整剤の原料として広く使用されています(食品の裏側、安部司著より)。牡蠣、貝類、サプリメントによる亜鉛の摂取と同時に、市販の加工食品摂取の抑制が必要に思います。

投稿: 10時3時の店長 | 2014年10月21日 (火) 17時38分

 いつも丁寧にお返事していただいてありがとうございます。食品添加物についてはもう少し情報提供ができますので、追記させていただきますね。

 薬にしても、食品添加物にしても、毒や放射線にしても本当に大切なのは「量」、そして「利点と難点との天秤」です。たとえば医薬には副反応や副作用があり得るし、お金もかかる訳ですから、飲まないに越したことはない。けれど、その難点よりも利点が大きいと考えられる場合は薬を飲んだ方が良いでしょう。ただし飲み過ぎると害の方が大きくなりますから、医師の指示に従ってバランスよく飲むことも重要ですよね。食品添加物も同じことが言えます。たとえば適量の保存料は明らかに多くの人の命を救っています。

 しかし例示で挙げられている安部司氏には、このような考え方がまるっきり抜けています。食品添加物も科学的手法に則り、現在は(ここ20年くらいで顕著)厚生労働省が量による規制を厳しく行っており、それらが含まれる食品だけを食べて生きていても味覚障害を誘発するほどの量にはまずならないはずです。しかしその辺を触れなかったり、ごまかしたり、だましたりするのが安部氏の基本的なやり方です。

 この件に限らず、彼の著作全体の問題点を指摘した記事もあります。
「FOOCOM.NET」より松永和紀のアグリ話「企業のごまかさない情報提供こそが消費者と企業の共通の利益」http://www.foocom.net/fs/aguri/692/


 現代は「○○が危ない」という嘘で人を脅して儲けている人が数多くいます。○○には予防接種、がん医療、農薬、放射能、白い食べ物(牛乳・米・砂糖)、化学調味料などと並んで食品添加物がありがちパターンですね。(ちなみにこれらを偽物と見破る方法は簡単です。上記の通り、「量」「利点と難点との天秤」適切に触れているかどうかを確認すれば良いのですから。)

 そのような人が儲けるだけならまだしも、仮にそれによって命の危険にさらされる場合があったり、社会が間違った方向に行ったりするようではいけません。現代人はそういう人への警戒心を、もう少し強く持っても良いんじゃないかなと常日頃思っているところです。

投稿: Yosh | 2014年10月22日 (水) 02時14分

Yoshさん、ありがとうございます。
松永和紀のアグリ話を拝見しました。
企業の情報開示と消費者の冷静な行動を提案されていますが、日本国民の現状は、とっても忙しくてあまりお勉強する時間が取れないようですよ。お勉強して購入するのは車や家、家電製品などの高額商品。日用品店は、お客様の衝動買いを誘発するように仕向けますし、消費行動は理性よりも感性、習慣性が優先されます。本は売れるように過激に作りますし、内容を検討する基礎知識は、大学教授でないかぎり持ち合わせていないのが現状です。日々の生活では、お勉強より、ご近所の噂話が重要みたいです。

投稿: 10時3時の店長 | 2014年10月22日 (水) 15時06分

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