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2014年6月18日 (水)

「ガンマ線バースト」を国立天文台が観測

画期的なニュースですが、一部新聞社しか取り上げていませんので、ここでご紹介。

昨年から稼動しています南米のチリにある電波望遠鏡で、「ガンマ線バースト」と言う強い電磁波の観測に、国立天文台が成功しました。いまだ謎の多い現象で、星の寿命の最後の超新星爆発のあと、ブラックホールが出来るときに発生するものとされています。宇宙のどこから来るのか予測が出来ない数ミリ秒という一瞬の強いガンマ線を、望遠鏡で捉えることに成功したのです。国立天文台のHPでは、チリの研究チームによるユーチューブでの5分間の解説をご覧いただけます。ちょっと詳しすぎるかも。一般向けにわかりやすい解説本では、今年の新刊本「ガンマ線バースト」(村上敏夫著 講談社新書ブルーバックス1857)があります。実は先週、読んだばかりでした。

ガンマ線バーストは、1日に1回、広い宇宙のどこかで発生しているそうです。と言うことは、1日に1個の割合でブラックホールが出来ている計算になりますね。また、非常に強いガンマ線なので、地球を周回している人工衛星が故障したり、たまたま宇宙遊泳をしている人がいた場合には恐怖です。いつ発生するのか予測が困難なため、避けようがありません。また、有人火星探査機など数年間の長期間の飛行が伴う場合などにも、ガンマ線バーストの影響が懸念されています。ただ、1日1回と言っても、ガンマ線の発生する方向が、星の回転軸の南北両方向の非常に限られた範囲に集中するので、直撃を受けることはまれだそうです。それゆえ、観測態勢をスタンバイしていてもいつ観測できるのかは、予測が難しいのですね。

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