今日の「RCCタウンdポン」というインターネット情報サイトに、「お茶やハーブで食中毒予防」という題で、紅茶に関する記事がUPされていました。
・・・・以下全文・・・・・・
梅雨入りし、ジメジメしてきて注意したいのが
食中毒。
いろいろな菌が繁殖しやすいのはもちろん、
蒸し暑くなると胃腸の働きも弱まって
食中毒にもかかりやすくなります。
まずは体調管理や調理に気を配ることが大切ですが、
紅茶やハーブティーを飲むことで予防が期待できます。
紅茶に含まれているポリフェノールの一種、
タンニンには黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌、
腸チフス菌、コレラ菌などの細菌に対して
抗菌・殺菌作用があることが認められています。
また紅茶だけでなく、
同じツバキ科の植物からつくられる
緑茶や烏龍茶でも同じ効果あり。
ハーブでは夏に繁殖するミントがおすすめ。
抗菌・殺菌作用にすぐれているので
紅茶に加えて飲むのも効果的です。
食事中だけでなく、
食前や食後に飲んでもOKです。
飲んだ後の茶殻は、まな板殺菌に利用しましょう。
こすりつけてから捨てるとエコですね!
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日本紅茶協会のHP内でも、紅茶の抗菌作用が謳われていました。
大きく分けて食中毒は細菌、ウイルスによるものと、毒素(ブドウ球菌が作る毒素やベロ毒素など)によるものがあります。上記の記事内容どおりに、仮に紅茶に殺菌作用があったとしても、毒素が原因の食中毒を予防することはできません。紅茶、お茶、ハーブを販売している人、紅茶インストラクターの人たちは、保健所の食品衛生管理の講習を受けるべきです。
なによりも一人ひとりが食中毒についての正しい認識を持つことが重要です。
食中毒予防の基本は、「つけない、ふやさない、やっつける」です。
政府広報や厚労省HPをご参照ください。画面表示(政府広報)、PDF(厚労省)、インターネットテレビ、音声など様々な方法で説明されていますので、お好きな時間に、お好きな方法で、是非一度ご覧ください。当然ながら、紅茶の文字はひとつも出てきません。
紅茶を飲んで、食中毒予防は出来ません。また、蛇足ながら、暑さによる胃腸の働きの弱まりと食中毒のかかりやすさも、関係ありません。
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