昨晩、お客様の自転車の修理を行いました。チェーンが外れたそうで、見てみると錆だらけ。ギシギシと軋み(きしみ)音がするくらいに。歩いて帰宅すると30分かかるそうなので、とりあえずスプロケ(歯車)にチェーンをはめ、応急処置として店内のサラダ油を布に染み込ませてチェーンの錆を取り、潤滑油代わりに。自転車油も556(クレ556)も無いので・・。
少したるんでいて、遊びが多い気がします。購入後4年経過しているそうなので、「少しチェーンが伸びたのかも・・」とお話しすると、「伸びるんですか?」とお客様はびっくりした顔をされていました。「徐々に伸びます。伸びるとチェーンが外れやすくなります。今日はスピード出さずに帰宅されてください。遊びの調整は微妙なので、早めに自転車店へ。」とアドバイス。一件落着です。遊びの調整は、バイクも自転車もやったことはありますが、他人様の自転車の調整は重責なのでパス。
この頃、錆だらけの自転車を多く見かけます。自転車愛好家が見ると、悲しい限りです。昔は自転車購入時に油を付属品でもらっていた記憶がありますが、今はないのでしょうか・・。ホームセンターに行くと自転車も安いので、使い捨てなのか。壊れてくれた方が買い替え促進でいいのでしょうか・・。(パンク修理1000円、タイヤチューブの交換3000円、新品自転車5000円です。)
快適に乗る為にはチェーンに油を差したり、タイヤの空気圧の確認などメンテナンスが大切です。メンテナンスが苦手な人は、チェーンをすっぽりと覆うカバーがあるタイプや走っていると自動でタイヤの空気を補充するタイプの自転車がいいですね。
最近のコメント