よい商品を継続販売するには・・
7月8日産経新聞暮らし面の記事から。
食品アレルギー対策商品について、各社苦戦を強いられていると。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130708/trd13070808080002-n1.htm
企業側・・確実にニーズがあるものの販売が低調。社会的責務として商品を製造。
顧客側・・買い支えが必要。
典型的なニッチ(すきま)産業です。紅茶のお店も似たようなニッチ産業ですが、まだコーヒー好きの人が興味を抱いてくれる余地があります。紅茶に比べて、アレルギー関連は当事者以外は買おうとしないのが現状でしょう。ここ数年、食品の種類も増え、お味も格段に向上したそうです。ご近所のスーパーFGの食品売り場にもアレルギー対策専用の棚があります。ふりかけ、カレー、お菓子など、内容はかなり充実しています。毎週のように売り場を見てはいますが・・、残念ながら商品が動いた形跡はありませんね。アレルギーっ子がいないってわけでもないでしょうが、一般食品に比べて割高な商品が多いからではないでしょうか。ある程度の買い手の理解が必要ではありますが、企業側ももう少し工夫が必要かもしれません。
1.小分けして、試し買いの容易なお値段に・・例えばラーメンも5個パックではなくバラ売りに。また、1包装あたりのグラム数を減らしたお菓子など。
2.食品アレルギーでない人にも買っていただける工夫・・今の世の中、美味しいのは当たり前なので、頭で理解して買ってもらえるように。例えば低カロリーなど。
3.包装の地味な商品が多い・・つい手に取ってしまうような、美味しそうなパッケージ。
自店でも、玉子不使用のお菓子などご用意しています。
アイルランドソーダブレッド、スコーン、りんごのタルトタタン、ランチにお添えするブラウンブレッド。たまにではありますが、ゼラチンを使用したレアチーズやゼリー関連。
やっぱり継続販売には、普通の人の興味を引き、ご注文が入ること。何よりも1番の決め手は、お値段の安いことですね。社会的責務や情熱だけでは継続しません。
各会社さんの今後のご健闘をお祈りします。
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