ブレックファスト紅茶
今日は午前中、久々の梅雨らしい大雨でした。夏服のままで急に気温が下がると肌寒く感じるのでしょうか、ホットティーのご注文が多い1日でした。
さて、よくご来店されるYさんが、紅茶を持参されました。
「これもらったんだけど作ってみて。ブレックファストって朝向けって意味なん?」と。
ウエッジウッド紅茶の125グラム缶でした。
昨日も、店内の商品を見て「堂島ブレックファストって朝食用ですか?」とお客様。
「単なる名前なんだけど・・」といっても、わかってもらえそうにないので、
「ちょっと濃い赤色になりますが、飲みやすいと思いますよ。」お答えしました。
各メーカーさんが、ブレックファスト紅茶を商品名で掲げています。特徴は・・
1.水色(すいしょく、紅茶の色)が黒っぽく、
2.色のわりには渋くなく、
3.価格はお手ごろで、
4.どちらかといえばミルクティー向けの紅茶。
5.フレーバーではありません(たぶん)。
ブレックファスト紅茶とは、「イギリス人が好むような、朝1番の目覚めのための紅茶、朝食向けにブレンドされた紅茶」という意味です。ハロッズの有名な紅茶、No.14の名前で販売されている商品も、ブレックファスト紅茶です。紅茶の色がコーヒーのように黒くなるのは、日本の水道水(軟水)で淹れるから目立つのであって、現地では、もう少し薄い色のはずです。ウエッジウッドの紅茶を1杯いただきましたが、感想は「ストレートでも飲めるような渋みの少ない紅茶」でした。ブレックファスト紅茶が、必ずしもミルクティー向けではないようです。どのメーカーさんも、全般的にはガブガブ飲める飽きの来ない味に仕上がっています。
何を買おうかと紅茶の種類の迷ったら、まず「ブレックファスト紅茶」を買うことをオススメします。初心者でも飲みやすいですし、安価で、メーカーさんのブレンドの傾向もよくわかります。写真は、左から大阪ムジカティー、ウエッジウッド、ハロッズのブレックファスト紅茶。注意してほしいのは、色を見てびっくりしないこと。「紅茶の色が濃いから」と抽出時間を短くすると、紅茶の香りや味が出ていない、赤い色だけのお湯になってしまいます。抽出時間は3分から5分。パッケージ記載の時間を守りましょう。渋く感じるようでしたら、たっぷりのミルクを入れてみましょう。紅茶とミルクを、各半分ずつ位に。これで文字通り、あなた自身も紅茶党に目覚めるかもしれません。
堂島ブレックファスト紅茶は、裏メニュー。カップ350円、ティーポット450円です。
ハロッズNo.14は、カップ400円、ティーポット500円です。
ご興味のあるお客様は、お試しください。
(ウェッジウッドは、お客様の個人資産のため、ご提供不可です。)
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