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2013年2月 9日 (土)

ノンホモ牛乳のミルクティー

リプトン青缶にあわせて、昔のミルクティーを再現。
戦前はヤギの乳だったそうですが、なかなか手に入らないので、
とりあえずノンホモ牛乳を買ってきました。木次乳業ブラウンスイス500ml。
ノンホモは、脂肪分の均質化をしていない牛乳です。
木次乳業の製品は、どれも低温殺菌で、草原のような爽やかな牛乳を提供されています。今回のノンホモは、更にサラサラ。ちょっと薄い感じがします。

青缶のセイロンティーの紅茶を、ノンホモ牛乳を使ってミルクティーにすると・・
案外と相性がいいです。コクが無いサラサラ同士といいましょうか、誠に都合がいいのですね。ちょっと発見かも・・。
一般的なミルクティーの作り方の説明では、「ミルクの濃さに負けないしっかりとしたコクのある紅茶(アッサムなど)を選びましょう。」とありますが、少し見直しが必要です。「日本に出回っている成分無調整牛乳は、製品の殆んどが脂肪分の均質化行程を経た牛乳です。また、配合飼料を餌として与えるために脂肪分を多く含みます。このような牛乳を用いる場合は、アッサムなどの濃い紅茶の葉を選ぶ必要があります。」ということですね。

自宅で飲むのでしたら問題ないのですが、お店で出す場合には、お客様に説明が必要です。説明しないと、後から勘違いのクレームや風評被害が発生しそう・・。
パックの上部に少量クリームが分離しています。(スプーンですくって食べると超おいしいです。)よく振って使うようにパックに注意書きがありますが、溶けるわけではないので、ミルクピッチャーに注ぐと液面に脂肪分のカケラが浮きます。また、ロイヤルミルクティーを作ると、出来上がったミルクティーのカップ表面に油膜ができます。ノンホモを鍋で沸かす作業も若干抵抗があります。いつもご来店されて、店長とよくお話しされる常連さんでしたら問題ないのですが・・。

常備できませんが、土日あたり気が向いたら買ってきてお出ししてみます。

2月8日 大阪ムジカティーさんから紅茶入荷。先週、欠品になりました堂島ブレックファースト、アッサムCTCも届きました。
合わせて、ヌワラエリヤの紅茶も。青缶と比較してみますと・・・写真のような感じ。
Nuwaraeliya 青缶はブレンドしている紅茶なので、色は紅茶っぽいです。それに比べますと右側のヌワラエリヤの単品紅茶は、少し明るい水色で、飲んだ感じもすっきりします。どちらも新緑を思わせる香りですが、例えていえば青缶は都市近郊の雑木林、ヌワラエリヤは山間部の早春のブナ林って感じでしょうか。
通常、自店でお出ししているヌワラエリヤは、2月収穫のクオリティーシーズン(PQ)の限定品。今回の紅茶は、ムジカティーさんの定番紅茶で看板商品です。ムジカティーさんの前の社名は「有限会社ヌワラエリヤ」。私が初めて堂島地下街の移転前のお店に行った際に、飲んだ紅茶もヌワラエリヤでした。ムジカティーさんを語る上で欠かせない基本の紅茶です。メニューには書きませんので、BLOG読者様限定として、カップ350円、ティーポット450円でお出しします。ご希望のお客様は店長まで。お早めに・・。

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