試作品「大きなタルトタタン」
11月に入り、急に寒くなりました。りんごも、たくさん出回るようになり、今日は、りんごを多めに使用した本格タルトタタンをお作りしました。参考にした本は、「美味しい洋菓子の大事典 250レシピ」(辻製菓専門学校監修 成美堂出版)の140ページ。お菓子屋さんの基礎の本です。
掲載レシピでは、24cmマンケ型、りんご12個を使用しています。12個のりんごをフライパンで炒めるなんて気が遠くなりそうなので、今回はお店にある18cm丸い底の抜ける金型、りんごは5個で。フライパンで炒めるのも大変そうなので、テスト的にビストロさんの両面グリル機能を使ってみました。サンマもおいしく焼けたので、りんごも美味しく焼けるかなと。どこのケーキ屋さんでも、今の時期はりんごを炒めているのでしょうね。大変な作業です・・。ここでは、りんごをレンジ加熱の後、グリルで焼いて、オーブンに投入。オーブンレンジフル活用のレシピです。
大きなタルトタタンのレシピ(18cm丸い底の抜ける金型1台分)
(材料)りんご 5個
グラニュー糖 60グラム
バター 60グラム
パイ生地 1枚
(作り方)1.りんごの皮をむき、芯を取り4分割して、耐熱皿に並べ、レンジ強(600W)で20分加熱します。
2.1.にグラニュー糖をふり、再びレンジ強で10分加熱します。
3.2.にバターを入れて混ぜ、再びレンジ強で10分加熱します。
4.3.のお皿のまま、両面グリルで20分焼きます。途中、何度かりんごをひっくり返します。
途中経過・・写真。美味しそうなあめ色になりました。多少焦げますが、ナイフできれいに取れます。
5.金型にオーブンペーパーをセットし、4.のりんごを隙間なく並べます。
6.オーブンを190度で予熱後、5.を20分焼きます。
7.りんごからの水分の沸騰が少なくなってきたら、パイ生地を上にかぶせて、再び30分焼きます。
8.パイ生地が焼けたら、オーブンから取り出し、冷蔵庫で1晩寝かせます。
9.翌日、8.をひっくり返してカットします。
出来上がりは、写真左。右側がいつもの定番のタルトタタンです。砂糖控えめにしましたが、使用したつがるりんごが少し甘口なので、大甘ケーキになりました。フジ、王林などの甘いりんごでは、レモン果汁を入れたほうがいいかもしれません。ジョナや紅玉を使うと美味しくできそうです。材料的には掲載本のレシピの約半分。バニラのさや1本を入れるように指示がありますが、今回は省略しています。
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