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2012年11月

2012年11月22日 (木)

葉とらずりんご

たくさんの種類のりんごが出回る時期になりました。
最近、スーパーなどの店頭で、「葉とらずりんご」という名前をよく見かけます。
広島バスセンター3階の生鮮食品売り場では、サンフジの隣に。
また、中区フジグランの果物売り場でも、「葉ップル」という名前で(葉+アップル)。

Happle 葉とらずは、写真のようにりんごの表面に葉っぱの影があって、色むらのあるりんごです。栽培農家の方のほうが良く知っていらっしゃるので、専門的な詳しい説明は、下記HPのサイドバーメニューの説明をご参照ください。http://www.2525258.co.jp/

通常のりんごは、表面全体の赤い色つきを良くするために、りんごのそばの葉を取り、満遍なく太陽光線に当てたりします。それに対し、りんごのそばの葉を取らない「葉とらず」は、葉っぱの作り出した栄養がすぐ近くのりんごに貯蔵されるので、甘くて美味しいりんご。りんご表面の色むらがありますが、とっても美味しいりんごなのです。前々から販売はされていたのですが、知名度が無く、知る人ぞ知るというレベルでした。見かけより甘さと味を重視したりんごなので、お近くのお店で「葉とらず」を見かけましたら、是非お試しになってくださいね。(数年前までは、知ってる人だけが安く買えるひそかな楽しみだったのですが・・、フジグランの「葉ップル」は、通常のりんごより高く販売されていて楽しみ半減・・。)

みかんも同様です。美味しいみかんの見分け方のBLOG・・
http://tearoom1003.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_d44f.html

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2012年11月17日 (土)

セイロン紅茶「サバラガムワ」

大阪ムジカティーさんの新商品のご紹介。
スリランカ産紅茶「サバラガムワ(Sabaragamuwa)」ケラニ茶園産。

セイロン島の標高の低い場所で収穫される低地産(ローグロウン)の紅茶です。場所的には、ルフナの北。愛知県の紅茶専門店リンアンさんのHPによれば、広大なルフナの北半分を、近年、サバラガムワという名前で出荷しているそうです。明確な境界は無いらしく、今回のケラニ茶園も、リンアンさんではルフナの商品として販売されています。味的にも実質ルフナ。ローグロウンティーは、濃いミルクテー向けの紅茶で、主に中東に出荷されています。早速試飲しました。

Sabaragamuwa ティーポットで。抽出時間3分の1杯目。きれいなルビー色が印象的です。1杯目は、ごく普通の飲みやすいセイロン紅茶。特に際立った香りの特徴は無く、味的にも特に違和感なく飲めますが、少し渋みを感じます。ミルクティーでもストレートでもOK。例えていえば、飲みやすいキャンディ紅茶に、マレーシア産サバティーの熱帯雨林のうっそうとした野生的な香りを、少々控えめにつけた様な印象です。30分経過時の2杯目、水色がすごく濃い黒褐色に。少量を口に含むと、味、コク、渋みともに大変濃く、そのままではちょっと飲めません。たくさんのミルクとお砂糖を入れて飲みますと、とっても美味しくなりました。今回の紅茶を一言で表現したら「骨太」。カップではごく普通の紅茶ですが、ティーポットでミルクティーで飲みますと、とても飲み応えのある紅茶です。最近は、ストレートティーを好まれるお客様が多いですが、今回のサバラガムワ紅茶を飲むと、これまでの紅茶の概念が変わるかもしれません。是非ご賞味ください。ティーポットで450円です。お早めに。

低地産紅茶は、ムジカティーさん初めての商品です。ヌワラエリヤ、堂島ブレックファストやアッサムCTCなどとともに、リーズナブルな日常の紅茶としてオススメされています。毎日の紅茶にいかがでしょうか。茶葉の販売は、50グラム400円です。

PS・・ウバハイランド産ヴィンテージウバの紅茶が同時入荷しました。
詳細は後ほど・・。

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2012年11月 5日 (月)

大きなタルトタタン 改良版

前回BLOGの続き。
大きなタルトタタン・・・
http://tearoom1003.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-eb13.html

レモン果汁を加えて、小さな金型で2種類のタタンを作成。
Tartetatinbig3 結果は、写真のような感じ。左の色の濃いほうが、早生フジ2個、右の色の薄いほうはキオウ3個。りんごはケチるといけませんね、平べったくなって、貧相に見えます。レモンは2分の1個分を2等分に。果汁の量が多いかなと思いましたが、味的には丁度いい感じに仕上がりました。

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2012年11月 3日 (土)

試作品「大きなタルトタタン」

11月に入り、急に寒くなりました。りんごも、たくさん出回るようになり、今日は、りんごを多めに使用した本格タルトタタンをお作りしました。参考にした本は、「美味しい洋菓子の大事典 250レシピ」(辻製菓専門学校監修 成美堂出版)の140ページ。お菓子屋さんの基礎の本です。

掲載レシピでは、24cmマンケ型、りんご12個を使用しています。12個のりんごをフライパンで炒めるなんて気が遠くなりそうなので、今回はお店にある18cm丸い底の抜ける金型、りんごは5個で。フライパンで炒めるのも大変そうなので、テスト的にビストロさんの両面グリル機能を使ってみました。サンマもおいしく焼けたので、りんごも美味しく焼けるかなと。どこのケーキ屋さんでも、今の時期はりんごを炒めているのでしょうね。大変な作業です・・。ここでは、りんごをレンジ加熱の後、グリルで焼いて、オーブンに投入。オーブンレンジフル活用のレシピです。

大きなタルトタタンのレシピ(18cm丸い底の抜ける金型1台分)
(材料)りんご 5個
グラニュー糖 60グラム
バター     60グラム
パイ生地     1枚
(作り方)1.りんごの皮をむき、芯を取り4分割して、耐熱皿に並べ、レンジ強(600W)で20分加熱します。
2.1.にグラニュー糖をふり、再びレンジ強で10分加熱します。
3.2.にバターを入れて混ぜ、再びレンジ強で10分加熱します。
4.3.のお皿のまま、両面グリルで20分焼きます。途中、何度かりんごをひっくり返します。
Tartetatinbig1 途中経過・・写真。美味しそうなあめ色になりました。多少焦げますが、ナイフできれいに取れます。
5.金型にオーブンペーパーをセットし、4.のりんごを隙間なく並べます。
6.オーブンを190度で予熱後、5.を20分焼きます。
7.りんごからの水分の沸騰が少なくなってきたら、パイ生地を上にかぶせて、再び30分焼きます。
8.パイ生地が焼けたら、オーブンから取り出し、冷蔵庫で1晩寝かせます。
9.翌日、8.をひっくり返してカットします。

Tartetatinbig2 出来上がりは、写真左。右側がいつもの定番のタルトタタンです。砂糖控えめにしましたが、使用したつがるりんごが少し甘口なので、大甘ケーキになりました。フジ、王林などの甘いりんごでは、レモン果汁を入れたほうがいいかもしれません。ジョナや紅玉を使うと美味しくできそうです。材料的には掲載本のレシピの約半分。バニラのさや1本を入れるように指示がありますが、今回は省略しています。

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