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2012年6月

2012年6月29日 (金)

「Baps&Buns」のパン

水曜日、南区青崎のイギリスのパンのお店「Baps&Buns」に行ってきました。

Bapsandbuns 写真右上「チーズロール」チーズダイスを生地の中に練りこんで焼いたパンです。ちょっと塩っけが多い気もしますが、焼きたてはふわふわして美味。右中「ミートパイ」牛ひき肉を使用、自店のシェパーズパイは合挽きを使用していますが、牛100%なので、くどくなくあっさりしていて食べやすいです。お値段少々高め。右下「ソーセージロール」ハーブ入りソーセージのぷりぷり感がホビットの手作りソーセージと通じるものがあります。少しスパイスが効いています。
写真左上「栗のデニッシュ」モンブランのケーキのお好きな方は是非。左中「チョコクロワッサン」ビターチョコの苦味の効いた大人のチョコクロ。左下「アップルターンオーバー」絶品!アップルパイ大好き人間の私としては、一押しのパン。どのパンも無添加です。(スコーンなどのお菓子系は朝は棚に並んでいませんでした。)

お店の場所は、国道2号線から少し入ったところのマンション1階。向洋の大洲街道からだとちょっと道順がわかりにくいです。月曜火曜お休みで、朝7時半開店です。機会があれば是非ご賞味ください。(広島市内のデパートなどでも、英国展等の開催時に手に入ると思います。)

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2012年6月22日 (金)

上新粉シフォンケーキは何味でしょうか?

最近のお客様のご質問で多いのが、何味ですか?というもの。
「イギリス紅茶はどんな香りですか?」など、返答に困ることも多いです。
ハロッズNo.14は、フレーバーティーではありません。

表題の件、「オレンジジュースを使うので、しいて言えばオレンジ味です。」とお答えしました。上新粉シフォンケーキは、もともと小麦アレルギーの方のためのケーキ。アレルギー体質の人は、過度の味付けや香り付けを嫌う傾向がありますので、本当は何も入れたくないのですが、少量だけトロピカーナ100%オレンジジュースを使用しています。(1ホールにつき70cc)
最近のコンビニの品揃えの中にも、米粉を使ったお菓子やパンが増えてきました。買ってみようかなと裏の表示を良く見ると、100%米粉ではない商品が殆んど。表面上だけの流行もの。実際は、米粉だけでは一般消費者の納得のいく商品は難しいのでしょう。中国新聞のネット記事に「東広島で米粉メニュー続々」とありました。実質を伴う商品が多くなってほしいです・・。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201206220020.html

香り付けについて、
イロハスの水にも、みかん味、りんご味が出てきましたし、
炭酸水にも、グレープフルーツ味など、(余分な)香りづけの商品を多く見かけるようになりました。目先を変え、新しい商品を出さないと、物が売れないのでしょうか・・。
この風潮、あまり好きではありません。

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2012年6月21日 (木)

ハロッズ紅茶の詰め替え用パック

先週、Nさんから耳寄りな情報が・・。
三越のハロッズの売り場で、リーフティーの詰め替え用パックを発見したそうです。
早速行ってみました。

Harrodsrefill缶入り紅茶とは、少し離れた目立たないところに、
No.14と書かれた紙箱を発見。
見つかるまで少し時間がかかりまして、
しばらくうろうろしました。
よーく探さないとわかりません。
お値段は125グラム入りで1050円。
缶入りのいつものですと、1850円。
800円違います。
ずいぶんとお得な詰め替え用ですね。
箱の中は、写真のようなアルミ包装です。
Nさん、ありがとうございました。

ロンドンオリンピック開幕まで、あと1ヶ月。
「イギリスの美味しさ満喫」と称して、階段入り口に写真つきで下記メニューをご紹介。
ハロッズ カップティー400円
アップルクランブル  150円
スコーン1個      150円
シェパーズパイ    150円
サマープディング   150円
全部合わせるとちょうど1000円になります。
名前を聞いたことがないだけで、結構美味しいものが揃っています。
イギリスの食事は「まずい」って言ったのは誰?

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2012年6月16日 (土)

宇宙ステーションで紅茶を作る・・

---実験できないので以下の話は想像です---

お店でお豆腐の水きり作業をしていて、ふと思いました。
「無重力だと、水は下の受け皿に落っこちないなぁ・・」と。
豆腐を圧力かけると、水分は表面に集まると思いますが、落下はしないでしょう。

最近、お客様から、紅茶についての質問が多いです。
「どこか習いにいかれましたか?」
「ムジカティーさんで修行されたのですか?」
「ジャンピングは必要ですか?」
「水出し紅茶はおいしい?」
いずれも、NO!です。勉強は本人のやる気の問題。どこでも出来ます。
ジャンピングは、相変らず皆様気になるようです。茶葉がぐるぐる回っているジャンピングの写真を本に掲載すると、読んでる人も納得しやすい。テレビも映像を見せる媒体。それだけのお話で、本質は茶葉が水分を吸って開くときに、ある程度の空間が必要ということです。
ジャンピングも、液体の上下の温度差による対流なので重力が関与しています。宇宙空間では対流はありません。水分は茶葉に染み込むと思われますので、紅茶成分は抽出できそうです。茶葉の周りのおいしい紅茶成分を葉っぱから引き離すには、メリオール(コーヒー器具のフレンチプレス)のようなピストン付きの道具が有効でしょう。
100度のお湯が用意できるかどうか?
宇宙食のカップめんがあるそうなので、用意できるんじゃないかなぁ。

つまりこうすると、宇宙ステーション内で紅茶が飲める(かも・・)。
1.メリオールを予熱して、中に茶葉をいれる、と言っても茶葉がスプーンにまとわりついて落っこちてくれないでしょうから、ティーバッグ形式であらかじめ3グラム測っておいてメリオールの筒の中で袋を破る方法が良いでしょう。
2.メリオールに100度のお湯を注入。少し混ぜて3分放置。
3.ピストンを動かして茶葉と液体を分離させます。
4.出来上がりの紅茶をストローで吸います。ヤケドに注意。
あとは、紅茶の茶葉が、安全基準HACCPに合格すればOK。
リーフだと、後片付けが大変そう・・。「三角コーナーに使用済みの茶葉を水で流す。」なんてのは、これぞ重力のなせる業。ティーバッグで1分が現実的ですね。

(追記)残念でした。宇宙ラーメンのお湯の温度は70度でした・・。

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2012年6月 8日 (金)

リンボウ先生の「マグで作るミルクティー」

昨日お昼のNHKラジオの番組「つながるラジオ」に林望先生が出演されていました。
今回のお話は、キューカンバーサンドとマグで作るミルクティーでした。
ラジオでのお話の内容を簡単に・・・

キューカンバーサンドは、
1.からしバターを塗り、きゅうりをはさんだ簡単なサンドイッチです。
2.イギリスのきゅうりは、子供の腕くらいあるとても太いものです。
3.サンドは、朝ごはんではなく、アフタヌーンティーのときに軽食としていただきます。
・・・・キューカンバーサンドの作り方(HPより)・・・・
1,サンドウィッチ用の薄切りパン(必ず耳のついたままのもの)
2,マスタードを混ぜたバターを薄く塗り、
3,薄切りにしたキュウリを一面に敷きつめ
4,軽く塩、胡椒をふり
5,その上にまた、マスタードバターを薄く塗ったパンをかぶせ
6,耳を切り落としてから、
7,四つ切りの一口大に切る

マグで作るミルクティーは、
1.必ず煮えたぎった100度の沸騰したお湯を使います。
2.マグが冷えていると美味しい紅茶は出来ませんので、必ず予熱します。
3.ミルクは全体の1割程度入れます。
・・・・マグのミルクティーの作り方(HPより)・・・・
1,湯は必ずぶんぶん沸騰中100℃のものを用意。魔法瓶の湯では不可。
2,たっぷりしたマグに7分目くらい熱湯を入れて、しばらくマグを熱くしてから捨てる。
3,普通のティーバッグを二つ、マグに入れ
4,ブンブンに沸騰した熱湯を8分目まで注ぎ入れ
5,2分ほどそのまま静かに放置する。
6,そーっと(揺すったり絞ったりしてはいけない、ただそろーりと)
ティーバッグを出して捨てる。
7,室温のミルク(絶対に温めてはいけない。
必ず非加熱の状態で)を全体の一割見当入れ、
8,適量の砂糖を加えて混ぜる。砂糖の入らないミルクティなどは美味しくない。
微糖状態でもいいので、かならず加糖のこと。

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2012年6月 1日 (金)

イギリス定番料理「シェパーズパイ」

今日から6月。ユアーズさんのフリーペーパー「ふれ愛交差点」の6月号に、イギリスの家庭料理「シェパーズパイ」が掲載されていました。おいしそうなので早速TRY・・。
概略を説明しますと・・ひき肉を炒めて人参と玉ねぎなどの野菜のみじん切りを加え、塩コショウ、ウスターソ-ス、トマト(水煮缶やピューレ)、赤ワインなどで味付けします。ミートソースのような感じ。水分がなくなるまでコトコト煮ます。これを耐熱容器の底に敷き、別にマッシュポテトを作っておき、耐熱容器の上から覆い、オーブンで焼いて出来上がりです。ポイントは、マッシュポテトをかぶせたら、フォークを立てて筋をいれ表面に凹凸をつけること。そうすると、オーブンで焼いたときに、表面がカリカリのクリスピーに仕上がって、美味しくなるそうです。赤ワインは必須ではなく、また、アイルランドでは、赤ワインの代わりにギネスビールで煮るそうです。(ギネスを使うと、お肉が柔らかく仕上がるそうです。)

(材料)20cmパイ皿1枚分
合いびき肉 200グラム
じゃがいも  300グラム
玉ねぎ    100グラム
人参      50グラム
牛乳      50cc
バター     20グラム
塩コショウ    少々
ウスターソース大さじ2
サラダ油   小さじ1

(作り方)
1.玉ねぎ、人参をみじん切りにします。
2.熱したフライパンに油をいれ、中火でひき肉を色が変わるまで炒め、1.塩コショウを加えて更に3分ほど炒め、ソースで味を調えます。
3.じゃがいもは乱切りにして、牛乳、バターとともに耐熱ボウルに入れ、ラップをして電子レンジで10分加熱します。取り出してマッシュポテトにして塩コショウで味を整えます。
4.耐熱皿に2.3.を順に敷き詰め、表面にフォークで線をつけます。オーブントースターで表面に焼き色がつくまで焼きます。

Shepherdspie以上、ユアーズさんのレシピですが、今回はトマトピューレがありましたので、ウスターソースを半分にして、トマトピューレを大さじ1ほど加えました。また、オーブンは200度で20分。ひき肉もポテトも加熱済みなので、ポテトの表面がカリカリになればOKです。温度、時間もレシピによってまちまち。シェパーズはもともとは、羊飼いの意味なので、お肉は本来はラム肉で作るそうです。

写真左がポテトをのせる前、出来上がりは写真右です。
ご好評のようでしたら、継続してお作りしようと思います。

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