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2011年12月

2011年12月31日 (土)

印象に残る本4冊

今年も残りわずかとなりました。
中央図書館からお借りした本の中から、これは!と思うもの4冊をご紹介します。

1.続・失敗百選 リコールと事故を防ぐ60のポイント
  東京大学大学院教授 中尾政之著 森北出版 2010年12月初版 
「失敗百選」の続編。ソフトウェアや家電製品など、より身近な分野における失敗を集録し、その原因と共通点を探ります。増え続けるリコール問題の陰にはいったい何があるのか。設計・開発に携わる技術者はもちろん、消費者である日本国民すべてにとって必読の書。新聞一面トップ記事になったような、記憶に残る重大事故の真の原因を探ります。「そういえばこんな事故があったなぁ」とすぐに思い出せるような重大事故の数々。しかしながら、事故それ自体の印象ばかりが記憶に残り、通常はそれっきり。それ以降の事故原因の究明、背景、事故後の対策までを知らないと、同様の事故が繰り返されてしまいます。本書では、各分野での専門用語も出てきますが、安全衛生についての素人でも、わかりやすく記載されています。

2.いつのまにか身につくイメージ英語革命
  大西泰斗+ポール・マクベイ著 講談社 1998年11月15日初版
英単語(動詞、前置詞など)の持っているイメージを、わかりやすい例文とイラストで解説。ネイティブスピーカーの会話表現に使われる単語の深い意味がわかってきます。
英語(外国語の)習得は、丸暗記ではなくイメージで!
生きた英会話には、「ネイティブスピーカーの○○」シリーズもオススメです。
ネイティブスピーカーの英会話 著者同上 研究社出版 1996年4月初版 など

3.山岳気象大全
  猪熊隆之著 山と渓谷社 2011年6月初版
山の天気は変わりやすいとよく言われます。天気の変わった先が雷雨や暴風雨、吹雪だったとしたら、直ちに避難しないと遭難します。この本は、山の天気に関する専門書。特に注目する内容は、高層天気図についてです。
山岳雑誌などの天気解説では、毎回のように高層天気図が登場します。が、そのときのケースバイケースでの解説なので、断片的な読み方しか理解できません。本書では、特に1章を設け、20ページにわたり初めてでもわかりやすく、かつ、詳しく記載されています。天気予報でよく耳にする「気圧の谷が接近して」とか「上空○○メートルにー30℃の真冬並みの寒気が」という言葉も、高層天気図が読めれば、その意味するところがわかってきます。登山、スキーがお好きな方は是非ご一読を。高層天気図は、北海道放送のHPでご覧いただけます。便利な世の中です。(予備知識がないと全く読めません。)
著者の紹介記事がありましたので、よろしければこちらも・・
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/people/20110915.htm 

4.土を喰らう日々
  水上勉著 新潮文庫 昭和57年8月初版
著者自身の経験による精進料理の本。精進とは、料理とは、色々考えさせられます。精進料理とは縁の無い料理人でも、1度は読んでもいいかも。
10月の果実酒の章を読んで、長年の謎が1つ解けました。野山に自生する地梨子(じなし)という果物が出てきます。別名クサボケ。果実酒にすると美味とあります。ある秋の日、広島県北の三段峡の遊歩道を歩いていたら、黄色いピンポン玉の大きさの姫りんごに良く似た果物が落ちていました。あまりにもおいしそうでしたので、思わず口に。酸味のあるりんごのような味で、とてもおいしかった。ボケの実かな?でもちょっと違うような・・。今のようにパソコン検索で調べるって方法が無かったので、名前がわかりませんでした。地梨子でした。あの味と酸味で果実酒ね。最適です、納得。(三段峡の遊歩道は、旧可部線の三段峡駅から樽床ダムまで10キロくらいあります。たびたび自然災害にあうので、現在安全に通れるかどうかわかりません。特に3段滝から上流は、観光客向けではありません。行かれる方はご注意ください。熊にも要注意!)

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2011年12月28日 (水)

年末年始のお知らせ

本年も数多くのお客様にご来店いただきまして、誠にありがとうございました。
来る2012年も、変わらぬご愛顧のほどをよろしくお願い申し上げます。

10時3時のお休みの予定ですが・・・
年末の営業は、31日夜10時まで。(31日(土)は、お昼12時頃から営業します。)
年始は1月1日はお休み、2日の朝10時から通常営業、4日(水)は営業します。
毎年恒例ですが、年明け先着100名さまには、お年玉のプレゼントがあります。
1月2~3日の2日間、お昼から夕方の時間は、大変忙しくなることが予想されます。
お時間には余裕を持ってお越しくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

お昼のキッシュランチは、今日から来年1月12日あたりまでお休みします。ご了承ください。

それでは皆様良いお年を。

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2011年12月25日 (日)

オータムナルダージリン 2011

今日、大阪ムジカティーさんから、オータムナルダージリンが届きました。
今回は、ジッダバハール(Giddapahar)茶園とフーブセリン(Phoobsering)茶園の2箇所から。茶葉販売は、50グラム入り900円です。

Da2011giddapahar ジッダパハール産。まずは1杯目。3分ではややお湯っぽく、5分で、香り、味ともにそこそこ出てくる感じ。水色(出来上がりの紅茶の色)は橙色で、見た目はしっかりしていて濃い感じがします。しかしながら、飲んでみますと、全体的にやや弱いながらも丸く収まったダージリンという印象です。1杯目は、ストレート向け。30分後の2杯目は、渋み、コクが多少強くなり、ミルクティーにして飲むと角が取れて、とてもおいしくなりました。

Da2011phoobsering フーブセリン産。こちらも3分だと物足りない。4分抽出。見た目の水色の度合いは、ほぼ同じです。ですが、飲むとだいぶん違っていました。ジッダパハール産に比べますと、味、コクとも若干軽めですが、特徴的なのは甘い香りの余韻が、飲んだ後から鼻腔に長く残ること。「ダージリン飲んでます」って感覚が、飲み終えた後にずーっと残るのです。個人的にはこちらが好みかも。(ジッダパハールは、余韻がスッと消える感じがします。)2杯目の紅茶も、あまりコクは出ません。たくさんのミルクを入れるとミルクが勝つので、使うとしても少量がいいでしょう。

今回、2種類のオータムナルを飲み比べて勉強になったことは、牛乳の使い方です。ミルクティーにするのが、単に渋みを和らげるだけではなく、茶葉の甘さの不足分を補うことに使えるということ。ジッダパハール産は、たくさんのミルクを使い甘さを補うことで、味のバランスが良くなりパーフェクトに仕上がりました。甘い香りを持つフーブセリン産は、渋みのところを丸めるだけの少量の牛乳でよく、あまりたくさんの牛乳を入れてしまうと、茶葉本来の甘い香りが隠れてしまいます。品質のよい(搾りたてに近い甘い感じのする)牛乳を使うのが前提ですが、「茶葉の特徴に応じてミルクの量を加減すると良い」ということがよくわかりました。

店内での紅茶・・カップティー450円、ティーポット550円です。お試しください。

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2011年12月21日 (水)

萩の「ゆず吉」マーマレード

山口県の萩の特産品「ゆず吉」をいただきました。ありがとうございます。

Yuzukitiゆずといっても、あまりゆずらしくないゆずです。
見た目は、日向夏っぽいレモン色。
果汁は多く、お味はとってもまろやか。
そのままかじっても、違和感無く食べられます。
ゆずのような酸味はありません。
果汁を絞って、お砂糖を混ぜて飲んだらとっても美味!
ゆずと似たところは、大きな種がゴロゴロあるくらいです・・。
詳しくは、このあたりをご参照ください・・・
http://www.marugoto-y.net/oshirase/yuzukichi.html

鍋物ぽんずに使うのはもったいないので、マーマレードに。とってもおいしく仕上がりました。上品な甘さ、キラキラ光るさまは、文旦マーマレードにそっくり。あまりたくさんはお作りしていませんので、食べてみたいなぁと思われる方はお早めに。(スコーン、トースト、ジャムサンド)

簡単に作り方を。
(材料)ゆず吉  1個(大きめのもので140グラムでした)
お砂糖  70グラム(ゆずの重さの50%)
(作り方)
1.ゆず吉は、表面をよく洗い、皮は薄くスライスし、果汁を絞ります。
2.耐熱容器、または丼鉢に、1の皮と果汁、お砂糖を入れて軽く混ぜ、レンジ強(600W)で3分くらい。
3.加熱が終わったら、一度レンジから取り出してアクを取り、よく混ぜ、レンジ弱(200W)で5分くらい。途中、何度かかき混ぜるようにします。果汁の量が少ない場合は、時間も短めにします。
4.熱が通り、透明になればOK。ゆずのマーマレードは、冷めるとカチカチに固まるので、少し果汁が残る程度で早めに終了しましょう。
出来上がり量は、90グラムくらいでした。

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2011年12月17日 (土)

金柑の蜂蜜漬け

12月1日のマルメロ紅茶のBLOGで、マルメロの蜂蜜漬けの作り方をご紹介しましたが、ほぼ同じ作り方で、金柑の蜂蜜漬けができます。しかも短時間。
金柑をまるごと使う方法が一般的ですが、今回は、皮をそいで食べやすくしました。このほうが日持ちしますし、すぐに食べれます。紅茶にも入れやすいです。皮をそいだ後の中身は、果汁を含んでいます。もったいないのでレモン搾り器を使って、果汁を取り出して使いましょう。

Kinkantea金柑の蜂蜜漬けの作り方。
マルメロ蜂蜜漬けのマルメロのところを金柑に。
(材料)
金柑 300グラム(スーパーで購入する場合は1パックくらい)
蜂蜜 100グラムくらい
(作り方)
1.金柑は、表面を良く洗い、皮をスライスします。中身の繊維分と種の部分の果汁を、レモン絞り器を使い取り出します。
2.耐熱容器、または丼鉢に1の皮と果汁を入れ、レンジ強(600W)で2分くらい加熱します。
3.2に、かぶる程度の蜂蜜を注ぎ、再びレンジ強で2分くらい。途中、何度か取り出し、表面に浮いたアクを取るようにします。熱が通り、果肉が透明になればOKです。
3.保存瓶に入れ、蜂蜜は余っていれば、果肉が空気にさらされないように上からかけておきましょう。

金柑紅茶は、ニルギリのカップティーを作り、蜂蜜漬けを添えます。

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2011年12月13日 (火)

自分で作ろう!いちごショート組み立てキット

先週の土曜日、「いちごショートがいいな」と、3歳くらいの小さな女の子。
「ショートケーキは無いんだけどねぇ・・」とはいうものの、材料は揃っています。
そこで、いちごとジャムと生クリームをシフォンケーキに添えて、
お母さんと一緒に遊んでもらうことに。
結構、楽しく組み立てて、ショートケーキ完成!

Cakekitt ということで、こんなの考えました。
「ショートケーキ組み立てキット」。200円。
内容は、写真左。
3分割したシフォンケーキと、
ジャム2種類、生クリーム、いちご2個。
1.シフォンケーキの隙間にジャムをはさんで、
2.生クリームを塗り、
3.いちごを上にのせます。
写真右は、出来上がりの1例。
簡単に作れます。写真に撮って、お友達に自慢してみましょう。

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2011年12月 6日 (火)

ちょっと早めのご愛顧感謝セール

おかげさまで、10時3時は12月12日に開店16周年を迎えます。

毎年恒例のお客様ご愛顧感謝セールとしまして、
12月6日から12日までの1週間、
紅茶各種のカップサービス(通常価格320円~500円)を200円でご奉仕、
ホットコーヒーについても、通常350円を200円でご奉仕させていただきます。
ケーキといっしょで300円~と、とってもお得な一週間です。
7日(水)は営業します。また、10日(土)は、お昼12時からの営業です。

皆様のご来店を、心よりお待ちしています。

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2011年12月 4日 (日)

リンボウ先生のショートブレッド

12月1日、NHKラジオの夕方の番組「つながるラジオ」に、
林望氏が出演されていました。約3ヶ月ぶり。今回は、ショートブレッドでした。
http://www.nhk.or.jp/tsunagaru/rymbow/#

(材料)

砂糖     100g
バター(有塩)200g
薄力粉    300g
ベーキングパウダー 5g(茶さじ一杯程度)

(作り方)
1,粉類はざっと混ぜて、そこに、スコンのときと同じようにバターを指先で
こなし込む(rub in)。
2,いっさい水分は入れないので、この段階ではバラバラのパン粉のような
状態だが、
3,これを粉を振りまいた伸し板の上に置いて、
両手の手のひらで砂の団子を作るような要領でよくまとめる。
4,そしてバラバラするところを、まとめては押し、押してはたたみ、
またバラバラするところをまとめては押し、押してはたたみ、とくりかえしていると、
5,そのうちにバター溶けてきて、全体が耳たぶのような触感にまとまってくる。
6,すっかりまとまって、バター色のきれいなお団子になるから、
7,パイ型のなかにいれて、手のひらをつかってきれいにのばす
8,1センチくらいの厚さに伸ばしたら、フォークで全体にまんべんなく穴をあけて、
9,150度のオーブンで、ゆっくりじっくり30分ほど焼き固める。
 (焼き時間はオーブンによって多少違うが、だいたい生地5ミリについて15分が
適当。したがって1センチなら30分、1.5 センチなら45分は焼きにかかる)

放送の中で、さくさくのショートブレッドをつくるポイントをお話されていました。
1.フォークで穴を開けるとき、生地の底までしっかりさすこと。底の熱を逃がす為。
また、フォークではなく、先が細くて丸いお箸を使うのが良いそうです。
2.150度の低温でじっくり焼きます。表面に焼き色が付くまで。
3.焼けたら、5分くらいそのままにしておきます。
レシピの覚え方は、「さばこ、ワンツースリー」だそうです。
さ・・さとう、ば・・バター、こ・・小麦粉、の頭文字。順番に100、200、300gです。

材料を半分にして、早速お作りしました。
Rymbow1201 こんな感じ。なかなか焼き色がつくまで、時間がかかります。
ビストロさんオーブン150度。1cm厚で、レシピ通り30分、
プラス15分、更にオーブンを止めて10
分。
オーブンから出したら、温かいうちに表面に切込みを。
崩れやすいのであまり動かさないこと。
完全に冷めてから、カットします。
1cmって、市販品に比べますと少しペッタンコ気味ですが、
サクサクでとても美味しいです。3本100円です。お試しください。

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2011年12月 1日 (木)

新メニュー「マルメロ紅茶」

先週、マルメロの砂糖漬けをお出ししていると、「蜂蜜漬けってどうなん?」とお客様。
砂糖が蜂蜜に変わるだけで、原理は同じこと。早速作ってみましたら、こちらも美味。精製されたお砂糖より、蜂蜜を使うほうが歴史的に見て古いはずなので、蜂蜜漬けの方が古くから親しまれている味に近いかも。
そして、蜂蜜漬けのマルメロを紅茶に入れて飲むと、とってもおいしくいただけます。
早速、新メニューに。カップティー450円です。喉に優しいお味。お試しください。

Marmelotea マルメロはちみつ漬けの作り方。
砂糖漬け(コンポート)のお砂糖のところを蜂蜜に。
あまり1度に多く作らないで、マルメロ1個を4回くらいに分けて作ると良いでしょう。
(材料)
マルメロ1個(300グラムくらい)
蜂蜜 150グラムくらい
(作り方)
1.マルメロの皮、芯を取り、5mmくらいにスライスします。
2.耐熱容器、または丼鉢に1を入れ、かぶる程度の蜂蜜を注ぎ、レンジ強(600W)で3分くらい。途中、何度か上下をひっくり返し、蜂蜜が満遍なく果肉にいきわたるようにします。熱が通り、果肉が透明になればOKです。
3.保存瓶に入れ、蜂蜜は余っていれば、果肉が空気にさらされないように上からかけておきましょう。写真の瓶は、蜂蜜を入れる前です。

マルメロ紅茶は、ニルギリのカップティーを作り、蜂蜜漬けを添えます。
マルメロは、果肉も食べられます。ロシアンティーのような感じです。
蜂蜜を入れるので、紅茶の色(水色)が、少し濁ります。また、ミルクを入れると、ミルクが分離することがありますのでご注意ください。

今回のマルメロ紅茶のように、お客様の思い付きで、新しいメニューができることがあります。ただ、できないことの方が圧倒的に多いですね。以下は今年試した例。
西洋梨の紅茶・・微妙な西洋梨の香りが出ません。別々に食した方がおいしいです。
コーヒーと紅茶のブレンド・・某氏の紅茶の本にレシピが出ていました。比率を変え何度かテストしましたが、納得いく味にたどり着けません。却下。

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