« 夏のフルーツプリン 2011 | トップページ | 自然光のもとで見る紅茶の色 »

2011年7月 9日 (土)

ヤマモモの美味しい食べかた

今回は、「ヤマモモ」の美味しい食べ方のご提案です。フランス菓子の「セミコンフィ」という方法で砂糖を浸透させます。「セミコンフィ」は、ジャム(コンフィチュール)とコンポートの中間(セミ)の加工方法で、温度140度の濃い砂糖液を用意し、その中に果物を投入し、短時間グツグツ煮ることにより、果物に糖分を浸透させます。
詳しい内容は、過去のBLOGをご覧ください。
http://tearoom1003.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-bd40.html

Yamamomosemiconfitここでは、電子レンジを使った簡単な加工方法をご紹介。
用意するものは、容量300cc程度の大きめのマグカップ、陶器製の片口、お砂糖と熱湯です。ヤマモモは、洗っておきましょう。また、電子レンジの使い方、注意事項については、過去のBLOGをよく読まれて、あふれないように常時監視しながら、気をつけて作業をしましょう。短時間で状況が変化します。目を離さずに!
(作り方)1.お砂糖90グラム、熱湯30ccをマグカップに入れ、電子レンジ強(600W)で3分間加熱します。かなり砂糖液がグツグツと熱くなります。ヤケドに注意!
2.レンジから取り出したマグカップの中に、ヤマモモ10個くらいを入れます。
3.レンジ弱(300W)で30秒加熱します。
ヤマモモの量と大きさにもよりますが、1分だと実が分解し始めます。
4.3のヤマモモの実を、片口に取り出し、シロップはもとのマグに戻します。
実は、別の容器に取り出します。
5.再び、3と4の作業を繰り返します。

2で、たくさんのヤマモモを1度に入れると、砂糖液の温度が下がります。また、洗ったヤマモモは、実の中にかなりの水分を保持していますので、少量ずつの作業がいいでしょう。2回3回と繰り返すうちに、砂糖液の温度も下がり、ヤマモモの持つ水分のために糖度も下がります。数回繰り返したら、再度、1から改めて砂糖液から作ったほうが一定の仕上がりになるようです。大量の加工については、鍋がいいでしょう。
また、片口を使う理由について・・・シロップが入ったままの状態で冷めますと、砂糖液の濃度が大変に濃いために、ガチガチに固まってしまうからです。砂糖液が熱く、流動性があるうちに、実と砂糖液を分けたほうが賢明です。万一固まった場合は、片口のまま電子レンジに短時間かけ砂糖を溶かします。
加工後は、冷めてから冷蔵庫へ。「セミコンフィ」加工後の果物の保存には、陶器製やレンジ対応の容器がいいでしょう。容器底の砂糖液が固まって、実が上手に取れないようでしたらたら、容器のまま電子レンジに短時間かけます。

前回BLOGで、フルーツプリンをお作りしたときに、プリンの上に飾りとしてヤマモモジャムを少量のせていたのですが、なんだかしっくりきませんでした。この「セミコンフィ」の手法を使えば、ヤマモモの実の形をそのままに、美しく飾りとして使えます。種も、口の中でモグモグすれば、さくらんぼのように簡単に実から外れます。加工しにくいヤマモモですが、これでたくさん美味しく食べれそうですね。お試しください。

PS・・・そのほかのセミコンフィの実験結果です。バナナのスライス(固めのバナナが崩れにくくていいです)は、レンジ弱(300W)で30秒、桃のスライスは同じくレンジ弱で1分程度がいいでしょう。(時間は目安です。)

|

« 夏のフルーツプリン 2011 | トップページ | 自然光のもとで見る紅茶の色 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/219521/52161367

この記事へのトラックバック一覧です: ヤマモモの美味しい食べかた:

« 夏のフルーツプリン 2011 | トップページ | 自然光のもとで見る紅茶の色 »