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2011年3月13日 (日)

偶然は必然。私と紅茶 その3

紅茶のリーフタイプを飲み始めたのは、ティーバッグ紅茶を飲み始めて数年たったころ。以前、BLOGで書きましたが、リーフタイプの紅茶はティ-ポットではなく、鍋で作っていました。緑茶用の急須は自宅にありましたが、急須で紅茶をつくる発想はなく、ポットも買う予定もなかったので。また、鍋のほうが洗うのが簡単ですから。主に自宅で飲む場合と、登山などアウトドアに出かける場合に、リーフタイプの紅茶を使っていました。

キャンプ場では、あまり濃い紅茶を飲むということはありませんでした。牛乳がありませんし、多く作ってもすぐに冷めるので。ティーバッグでは紙の素材が付着いているので、使用済みのものは、ごみとして持って帰る必要があります。しかし、リーフティーの茶殻は、見るからに枯れた葉っぱで、(本当は茶殻も持ち帰るのが正しいのですが、)そこいらの枯葉の中に捨てても自然界に戻るだけで害はないと思われます。リプトンのセイロンティー、トワイニングのオレンジペコなどをよく飲みました。キャンプ場で紅茶を飲んでいる人はあまり見かけませんでしたので、テント周りの初対面の人が見に来ていましたね。おいしい紅茶を分けながら、しばしお話です。
ただ、一度に多くの紅茶を作るということを毎回やっていました。理由は、魔法瓶に熱い紅茶をつめて登山をする必要があったからです。北アルプスなどは、夏場でも朝は10度、秋には零度近くまで冷え込みます。日中の気温もあまりあがらないので、温かい飲み物は必携。登山途中の休憩時間は、だいたい50分歩いて10分休憩。長い休憩時間は体が冷えてしまい、休憩後の登山に支障が出ます。その休憩時間10分の内に、ザックの中からコンロを取り出して・・というのはちょっと難しい。朝、昼、夜の食事のたびに飲む用の紅茶200ccと、魔法瓶用300cc程度、合計500cc位を一度に鍋で作りました。茶葉のグラム数でいうと1回当たり10グラム。高所では、沸騰しても100度まで沸点が上がらないかもしれませんが、一度に多くつくると蒸らし時間の間に湯温が冷めませんので、おいしい紅茶ができますね。

自宅では、毎回大ぶりなマグカップを使用していましたので、毎回360ccくらいを鍋で作っていました。このようにして、リーフティー紅茶の場合は、2カップ分以上の紅茶を作り湯温が冷めないようにして、熱々のおいしい紅茶を作るということが、自然と身についていったのです。

その4に続く・・・。

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