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2011年3月 5日 (土)

偶然は必然。私と紅茶 その1

「どちらで紅茶は勉強されたのですか?」よくある質問です。

本をたくさん読んだりはしましたが、講習会に参加したことは一度もなく、お金を払って教えていただいた経験はありません。紅茶、ケーキ、手作りジャムなど、ほとんどそうです。喫茶店勤務時代に、調理補助で学んだことは、コーヒーと食事メニュー各種。ランチとコーヒーが中心でしたので。そのお店(今はありません)の紅茶は、某メーカーのアールグレーを使っていましたので、紅茶のオーダーが入ったら、私がこっそりとムジカティーの茶葉でお作りしていましたね。では、どこでマスターしたかというと、自然と身についたのです。場所は、出張先のビジネスホテル。

実家に住んでいた学生時代は、あまり紅茶は飲みませんでした。母がコーヒー好きなので、紅茶の出番は月に数回。ティーバッグの色つき紅茶でした。それで、おいしい紅茶を飲み始めたのは、20歳で電機関係の会社に就職後。全国の工場に納品される自動制御装置の現地調整という、ちょっと特殊な仕事でした。短くて1週間、長い場合は半年、工場の近くのビジネスホテルに連泊します。夕方5時に仕事を終える時もあれば、深夜3時の場合もありましたが、部屋にはいつも緑茶のティーバッグ1個。3日もすればさすがに飽きますので、ティーバッグ紅茶を買ってきては部屋で毎日飲んでいたのですね。ここで大事な点は、ほとんどのホテルの部屋に備え付けの湯沸しがあったという点。
夜、食事とお風呂の後、部屋の湯沸しで水道水からお湯を沸かします。沸騰したら紅茶をつくる。毎晩、この繰り返しです。ティーバッグはホテル備え付けの湯呑みに入れっぱなしでした。ゴミ箱がべちゃべちゃになるので。蒸らし時間はたっぷりあります。時間が経過して濃くなった紅茶には、朝食用に買っておいた牛乳を少し入れてミルクティーに。こうしているうちに、熱い紅茶が出来たときはおいしいことがわかり、パッケージの説明書の通りに湯呑みを予熱するようになりました。朝食にも紅茶を飲むようになると消費量は倍増します。リプトン、日東紅茶から始まって、UCC、トワイニングなど、スーパーで売っているティーバッグをかたっぱしから飲むようになったのです。
水道水の汲みたての水から作る熱湯、予熱、好みのティーバッグ、1分以上の蒸らし時間。おいしい紅茶を淹れるための大事な要素が、なぜか揃っていました。今思い返すと不思議ですね。この頃20代前半は、自分が紅茶屋さんになるなんてことは思っても見ませんでしたから。

偶然の出来事が、ほかにも何回かあり、紅茶の店10時3時の開業に至りました。
続きは、次回にて・・・。

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