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2010年6月

2010年6月15日 (火)

「エスプレッソティー」

前回に続き新商品にTRY。写真の商品です。これも期待はずれでした・・・。
Espressotea「香り高い紅茶葉を高温・高圧で濃厚抽出したエスプレッソティーをブレンド」だそうです。
飲んだ感想・・・普段、ごく普通の紅茶を飲んでいるときには感じない妙な渋みがあり、冷たいままでは、とっても飲みにくいです。なにか喉につっかえる感じ。1缶190ccはとても飲みきれません。「エスプレッソ風だからちょっとずつ飲みましょう」と言われればそうかもしれません。ご多分にもれず、午後茶シリーズのミルクティーは、後口がすっきりせず喉に絡みます。電子レンジで温かくして飲み直すと少しはマシになりましたが、それでも飲みにくいです。わざわざ紅茶を飲みにくくしているようで、どのようの企画立案すればこのような商品が世の中に出てくるのか、本当に不思議です・・・。(飲みきれずに余ってしまった残りは、牛乳を加えて温めると幾分か飲みやすくなりました。)
「良質な苦味が効いた贅沢な味わい」と缶には書いてあります。そもそも紅茶には、「コク(ボディー)」や「渋み」はあっても「苦味」はないと思うのですが、いかがでしょう?10時3時にご来店されるお客様の中にも時折「苦くない紅茶を・・」とご注文されます。そのときは「渋みの少ないものを・・」と私の側で理解して、おすすめの紅茶をお出ししています。

高温での紅茶の抽出には少し興味がありますね。
紅茶の抽出時の適温は100度近辺で議論が落ち着いていますが、ひょっとしたら100度以上かも知れません。100度以上のグラグラした熱湯を使い、茶葉をティーポットで蒸らすという意味で、エスプレッソのように「高圧蒸気を使い短時間で抽出」という必要はありません。通常、平地では水の沸点は100度です。標高が上がるにつれ気圧が下がり、沸点は100度以下に下がります。逆に、水面下の低地で紅茶を淹れると、100度以上に沸点が上がりますので、美味しくなる可能性があります。例えば、アラビア半島の死海の湖畔(-400m)、岐阜県のスーパーカミオカンデ(地下1000m)など。現地での実験はできませんが、可能性として。

PS:紅茶を高温高圧で抽出するエスプレッソ形態のお店が、東京にあります。
HP・・・http://www.hatea.jp/
話題に上らないと思ったら、今月閉店されるようです・・。

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2010年6月 5日 (土)

新メニュー「アスパラ入り新玉ねぎのキッシュ」

Asparagusquiche 写真にありますのは世羅高原の”立派な?”アスパラガス。
こんなにも太くまっすぐに栽培できるものなのか・・?と、なんとなく違和感を覚える私。

福富町の母方の実家では、試験栽培で出荷はしていなかったようですが、アスパラの畑がありました。今の時期、アスパラちゃんが毎日のように土の中から顔を出しては、あっという間にぐんぐん伸びていきます。本当に竹の子のごとく、あっという間に。伸びすぎると筋が多くて食べれなくなります。日々伸びるのは伸びても、写真のような太さにはならなかった。どれもヒョロリって感じでした。しかしながら、あまり太い物よりも、土筆(つくし)くらいのやせ気味のほうが美味しかった。もぎたてのアスパラちゃんは、軽く筋を取って、塩茹でしてバター炒めをすれば、ご飯が何杯でも食べれるほどに美味しいんですね。市内に住むと、ひょろりとしたアスパラがどっかいないかなぁーと、たまに探したりもします。

アスパラといえばベーコン。前回の新玉ねぎも加えて、キッシュ2作目です。
基本の作り方は、新玉ねぎのキッシュと同じです。
(材料)アスパラ (写真のアスパラは、3本で100グラム強でした。)
新玉ねぎ    小さめ3個
ベーコン     50グラム
玉子        1個
水切りしたヨーグルト 100グラム
空焼きしたパイ生地1枚

(作り方)1.アスパラは、はかまを取り、筋があればとって、軽く塩茹でします。
2.新玉ねぎは薄くスライスします。サラダ油をひいたフライパンでキツネ色になるまで炒め、小さく刻んだベーコンと1を追加して、軽く炒めます。
炒め終ったら常温まで冷まします。
3.2に玉子、水切りしたヨーグルトを加え、パイ生地にのせます。
4.予熱したオーブンで200度、30分くらいです。
後で切り分けが大変なので、アスパラはゆでた後で小さく刻みました。ご家庭では、適当にスライスしてパイ生地にのせるときに、放射状にきれいに飾るといいでしょう。
1ピース150円です。

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