アハハのケーキ(ケーキ試作その4)
前回の続き。フランスの家庭菓子「ファー・オ・プルノ-」の試作をしています。もう1つの名前「ファーブルトン」の名前で検索しますと、色々なケーキの画像が出てきます。お粥風なものからケーキのような三角形のもの、小さなタルト風なものまで。
また、中に入れるフルーツの基本は干しプルーンですが、プラムやソテーしたりんご、ドライフルーツ各種などさまざまです。
食感は、生っぽく、もちもちが特徴のようですが、どのBLOGにも粉っぽいとは書いてありませんね。前々回の試作品が粉っぽいかったのは、オーブンの温度設定の問題かもしれません。もともと家庭菓子なので、そんなに失敗するはずはありませんので。また、前回のカスタードの方法は、かなり時間がかかります。短時間でできるのが「ファーブルトン」の良いところなので、前々回の方法をもう一度確認してみたいですね。
ということで、4回目の試作は、基本の「ル・コルドン・ブルー」のレシピに戻って、170度に温度を落として、少し長めに焼いてみました。また、プルーンのジャムのほかに、相性のよさそうなジャムを色々とのせて試作品をお作りしました。
170度で35分。どうやら半生状態は脱し全体に火が通ったようです。少し冷まして、ひっくり返したら、あらまぁ、かわいいのができちゃいました。
下から時計回りに洋梨、いちご、桃、りんごのジャム。欠けた部分はプルーンでした。水分の多いいちごジャムは、生地にのめりこむようです。たぶん、液状の生地を流しいれるときジャムがゆるくなるのでしょう。水分の少なめのジャムを塗るといい感じに仕上がります。ドライフルーツを入れる理由がこれでわかりますね。お味のほうは、モチモチしていい感じ。どのジャムも捨てがたいですが、いちごやりんごと相性がいいようです。固めのプリンや卵焼きを食べている感じがしないでもないですが、これはこれで新食感。また、季節に応じて色々なフルーツジャムを組み合わせると1年中楽しめる「ファーブルトン」になります。バター不使用の低カロリーも利点です。今回のレシピで何度か作り、半生状態や粉っぽさがなく安定した仕上がりになれば、ようやく10時3時の新ケーキの完成です。
フランス・ブルターニュ地方の伝統菓子「ファーブルトン」。
お値段は、100円です。好評でしたら、季節のジャムを使った通年販売になります。
レシピは次回BLOGで・・・
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