フランスの家庭菓子「ファーブルトン」レシピ
前回BLOGの続き。安定した焼上がりが確認できましたので、レシピを公開します。
今回の10時3時のレシピは、フランスでの伝統的なレシピとは、下記4点が違います。お気をつけください。
1.伝統的なレシピでは、サラダ油を少量混ぜたり、表面に少量のバターを散らしてオーブンに入れたりします。それに対し、今回の10時3時のレシピでは、低カロリーのバター不使用のケーキをお作りします。このため、油脂の類は材料のリストに入っていません。
2.伝統的なレシピでは、グラタン皿を使い、お皿の表面にたっぷりのバターを塗り、液状の生地を流し込むようです。これも1.と同じ理由でバターなしとしました。その代わり、金型の内側にオーブンシートを敷いています。
3.グラタン皿の表面に干しプルーンをのせて作るのが基本のようです。そのほか、ドライフルーツ各種やソテーしたりんごなどを用いたバリエーションがあります。これに対し、10時3時では、季節に応じた手作りジャムを、金型の底のオーブンペーパーの上に塗り、その中に液状の生地を流し込みます。焼きあがった段階では表面にジャムは現れません。常温まで冷めた段階で、タルトタタンのように上下をひっくり返します。
4.ファーブルトンの食感は、もちもち、プルプルが持ち味のようです。グラタン皿でスプーンですくっていただく場合はこれでもいいのですが、10時3時では3.の理由により上下をひっくり返します。あまり仕上がりの状態がゆるいと、ケーキの形を成さずに崩れてしまいます。このためオーブンでの焼き時間は、通常に比べてやや長めになっています。
フランスの家庭菓子「ファーブルトン」 10時3時オリジナルレシピ
(材料) 薄力粉 60グラム
砂糖 60グラム
全卵 1個
牛乳 250cc
季節のジャム 50グラムくらい
(作り方)1.薄力粉と砂糖は、ふるいます。
2.牛乳は、40度くらいまで温めておきます。
3.大きめのボールに1を入れ、中央にくぼみを作り、全卵を落とします。
4.卵と周囲の粉を、泡だて器で少しずつ混ぜ合わせます。
5.材料全てが混ざり、生地が少し固くなったら、2の牛乳を少しずつ入れながら混ぜ、生地をのばしていきます。生地が滑らかになれば、残りの牛乳を入れて混ぜ、表面の泡を取り除きます。(静かに混ぜます。泡立てません。)
6.金型に、オーブンペーパーを敷き、底にジャムを塗ります。
7.6に、5を静かに流し込みます。
8.オーブンを170度に予熱後、7を35分焼きます。表面が色づき、動かなくなり、串でさして焼けていればOKです。
9.オーブンから出して常温まで冷めたら、上下をひっくり返し、オーブンペーパーを取り除きます。
特別にそろえる材料もなく、作り方もとっても簡単です。金型も、お手持ちの金型、グラタン皿など、ありあわせの型でなんでもOK。ぜひ、ご家庭の味をお作りください。
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