アハハのケーキ(ケーキ試作その2)
前回のBLOGの続き。どうやら、オーブンの焼き時間が長すぎたようです。
今回参考にしているのは、
「ル・コルドン・ブルーのフランス菓子基礎ノートⅡ」(文化出版局 1999年初版)
20ページ「ファー・オ・プルノー(FAR AUX PURNEAUX)」です。ファーとはグラタン皿で作るグラタンのようなお粥のような食べ物ですね。日本語訳は、ドライプルーン入りファー。解説には「フランス家庭菓子の代表的なものの一つ。まだバターというものが存在しなかった時代から作られていたそうです。」とあります。
12月の新ケーキ「ノンバター ゆずのタルト」で、バター不使用のケーキをお作りしていた頃、ちょうどこのページに出会いました。レシピ最後に180度のオーブンで焼くとは書いてあるのですが、時間が書いてなくて、「表面の液が動かなくなれば焼き上がり」と。前回の大失敗は、食器の洗い物が溜まっててオーブンの中を見ていなかったのが原因でした。
今回のテキストには、焼き時間があまり記載されていないんですね。と思ったら、序文にとっても大切なことが書いてありました。
「・・・特に焼上がりの目安は、時間ではなく、生地の状態を見て確認することが大切です。・・・」(9ページより)
食材の変化をよく観察する。大事な事を、すっかり忘れていました。反省です。
ということで、2回目の試作品は、このような感じに仕上がりました。干しプルーンはありませんが、昨年9月にお作りしたバーバンクの美味しいプルーンのジャムがありますのでそちらで代用しました。25分くらいで焼きあがって上下をひっくり返したら、形は何とか整いました。食べた感想は、もちもちしています。プリンのような感じですが、少し粉っぽくて半生です・・。スプーンですくっていただくおうちカフェだったらこれでいいのですが、お店ではちょっとね。
改良の余地が大いにあります。次回に続く・・・
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