« おいしいプルーン「バーバンク・グランドプライズ」 | トップページ | 紅茶は予熱が肝心! »

2009年9月 7日 (月)

マロンペーストの作り方(大量に作る場合)

昨年に引き続いて、今年も栗のジャム・マロンペーストをおつくりしました。
大量に簡単に作る方法を考えましたのでご紹介します。
基本的には、昨年の方法と同じです。
昨年のBLOG・・・
http://tearoom1003.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-c89f.html
違う点は・・・
1.むき栗を茹でた後に、小さく刻んで先に裏ごしします。
2.最後の煮詰める作業は、量が多いと鍋の底が焦げ付きやすいですが、水分を蒸発させるのが目的なので、最後の作業は電子レンジに置き換えることができます。耐熱容器、または丼鉢に、全ての材料を入れた後、レンジ強でよくかき混ぜながら加熱。全体が熱くなったら、レンジ弱を利用して煮詰め作業を。時々かき混ぜて様子を見ます。水気が少なくなってきたら、出来上がりです。裏ごしが終わっているので、各材料が混ざりやすく、滑らかなペーストに仕上がります。また、電子レンジを止めるタイミングもわかりやすいです。(少量をスプーンですくって冷まし、固まり具合を見ます。)

材料 生の栗800グラムくらい(むき栗の重さで600グラムでした)
    砂糖 300グラム(むき栗の重さの50%)
    熱湯 300cc(同上50%)
    バター 60グラム(同上10%)
作り方 1.生の栗を一晩水に浸けます。
2.大きな鍋で、1の栗を1時間くらい茹でます。
3.鬼皮、渋皮を取り除いてむき栗にします。(1時間くらいかかります)
4.3のむき栗を鍋に入れ、分量外の熱湯を注ぎ5分位グラグラさせます。(あく取り)
5.4のお湯を捨て、茹でたむき栗をフードプロセッサで小さくします。フードプロセッサがないときは、大きなボールに茹でたむき栗を入れ、スケッパー(ケーキ道具、ステンレス製の板)で、小さく刻みます。
6.5を、熱いうちに裏ごしします。(これも約1時間)
7.鍋に6と、残りの全ての材料を入れ、よく混ぜます。中火から弱火で、絶えず底を木べらでかき混ぜながら、水分を蒸発させます。とろみが出て、ペースト状になれば出来上がりです。(これも1時間くらいかかります)
出来上がり量は1キロくらいです。

Marronpaste 10時3時のスコーンのお皿には生クリームが添えられてています。マロンペーストと生クリームをあわせますとモンブラン風スコーンになって面白い味になりますよ。ぜひお試しください。(写真上のガラス容器の緑色っぽいのがマロンペースト。スコーンに添えられているのは、左からいちじくジャム、マロンペースト、生クリーム。2個で300円です。)

PS・・電子レンジ使用の場合は、作り方7での熱湯は必ずしも必要ではありません。裏ごし後のむき栗とお砂糖を電子レンジにかけて温めます。よく混ぜた後に小さく刻んだバターを入れ、再びレンジで加熱します。バターが溶けたら全体をよく混ぜ、とろみが出てペースト状になれば出来上がり。水を入れないほうが、短時間で仕上がりますし、出来上がり後の日持ちもいいでしょう。(2011.9.6追記)

|

« おいしいプルーン「バーバンク・グランドプライズ」 | トップページ | 紅茶は予熱が肝心! »

手作りジャムの作り方」カテゴリの記事

コメント

はじめまして~^^
栗が大量に手に入ったので、何とかしたくて・・・
あれこれ検索してここにたどり着きました~。
今、早速チャレンジ中です。
フープロがないので私はこの手で頑張ってみます^^/

投稿: m3mido | 2009年9月29日 (火) 09時59分

m3midoさま、こんにちは。
微力ながら、お役に立ててうれしいです。
手作りレシピ、色々ありますので
これからもよろしくお願いします。

投稿: 10時3時の店長より | 2009年9月29日 (火) 11時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: マロンペーストの作り方(大量に作る場合):

« おいしいプルーン「バーバンク・グランドプライズ」 | トップページ | 紅茶は予熱が肝心! »