人工着色りんご
お盆のころは、フルーツ需要も最盛期で、いいもの悪いものがごちゃごちゃで総じて値段が高いです。今週のフルーツの授業用に10種類くらい、おいしいフルーツを買いそろえる必要があるので、ひと苦労です。先日、買出しにスーパーUに行きますと、ちょっと変わったりんごがありましたのでご紹介します。あまり上手ではありませんが、お絵かきしてみると下のような感じ・・・。
POP表示は「○○県産、新物 津軽りんご、1個250円」皆さん、わかりますか?
りんごの上半分が赤く、下半分が緑色。このりんごは「人工着色りんご」と呼びます。
食べてもおいしくはありません。未熟な緑色の津軽りんごを収穫し、農家の庭先に並べ、上から水をまきますと、だんだんとりんごの上側に赤い色がついてきます。前年度の収穫したりんごが底をつき、お盆のお供え需要があるとき、このようなりんごを産地が出荷します。もともと未熟品ですので、食べてもおいしくありませんが、需要があるので高値で取引されます。「人工着色」とは、小売店は表記しないので注意が必要。
津軽りんごは、少なくとも9月の敬老の日あたりでないと完熟品は望めませんね。お供えにいただいた仏さんも困り顔かも?
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