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2009年7月 9日 (木)

映画「剣岳・点の記」

久しぶりに映画を見てきました。新田次郎の小説「剣岳・点の記」の映画です。
明治40年に陸軍上層部の命を受け、測量のために未踏の剣岳に挑む実話です。実写で迫力満点。命令とはいえ、未踏の岩山を、まともな装備もない状況で登らねばならないという、当時の困難さが十分に伝わってきます。今では、登山ルートも複数あり、危険な箇所はロープや鎖が備えてあります。それでも事故が多い山で、悲しいかな、毎年のように遭難のニュースで剣岳の名前が出てきます。

剣岳には、夏と秋の2回登りました。学生時代に同級生3人で広島から登りに行ったときは、お金がなかったので、青春18きっぷで(発売当時はのびのびきっぷと呼んでいたような?)。朝8時くらいに広島を出ると、列車を乗り継いで富山駅に夜中12時くらいに到着。翌朝1番の立山行きの電車に乗り、朝早く室堂という標高2400Mのバスの終点に着きます。そこから修学旅行、団体さん、観光客のほとんどは、立山へ日帰り往復ですが、大きな荷物をかついだ学生3人組は立山に登った後、そのさらに先の剣岳へ。8月でも雪の残る剣沢で、テントを張って1泊。翌日、軽装で剣岳を往復しました。岩登りが多くて険しくて、荷物を持ってはとても登れません。無事に頂上までたどり着き、テントに戻って1泊。翌日、大日岳という山までのんびり歩いて1泊。次の日は、称名滝という大きな滝のあるふもとまで下山。翌日再び鈍行列車で1日かけて広島まで帰ってきました。雲もなくいい天気で、思い出に残る山行でした。

原作の小説も持っていますので、読んでみたい方は店長まで。

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