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2009年7月

2009年7月29日 (水)

キューカンバーサンド

ご近所のUさんから家庭菜園の取れたてお野菜をいただきました。
とまと、きゅうり、ピーマン、さやいんげん・・・。いつもありがとうございます。
きゅうりは、昔ながらのいぼいぼきゅうり。これがおいしいんですね。

Cucumbersand紅茶の本によく、
キューカンバーサンドという野菜サンドが
紹介されています。
何の細工もないシンプルな、
ただきゅうりのスライスが入っているだけ。
ですが、おいしいキューカンバーサンドを作るには、
いぼいぼきゅうりが必要です。

スーパーのきゅうりとどこが違うかというと、スーパーのきゅうりは水っぽいのです。
みずみずしいといえば、いい表現ですが、塩もみにしたり漬物にするには、この水分はかえって邪魔。
昔ながらのしゃきしゃきとした歯ごたえのあるいぼいぼきゅうりを使うと、サンドイッチが水っぽくなりません。品種が違うのでしょう。促成栽培向けとか、作りやすいとか・・・ね。最近は、いぼいぼきゅうりを食べたことのない人もいるかもしれません。わたしが小学生の頃に、通学路に沿った畑で栽培されていたのは、全部いぼいぼきゅうり。それが当たり前の味だったから、今のスーパーの売っているつるつるきゅうりは、どうもちょっとって感じです。

おいしいキューカンバーサンドの作り方
1.いぼいぼきゅうりを洗って水気を切り、スライスして軽く塩をふります。
2.サンドパンに、バターを塗って、1をはさんで適当に切ったら出来上がり。
マヨネーズは塗りません。マヨネーズのべたべたした感じは、紅茶とはあいません。
さっぱりと塩味だけのシンプルさが、暑い夏にはいいでしょう。

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2009年7月25日 (土)

ブラックベリーのジャムの作り方(電子レンジ簡単レシピ)

Blackberry1 22日の水曜日、安芸区の実家に戻り、
近くの農協さん(JA安芸)でお買い物をしていました。
農協さんには、近隣の農家の持ち込んだ
採れ立て野菜の即売コーナーがあって、
お買い得品が色々あるのですが、今回は、なんと摘みたてブラックベリーを発見。
めったにない掘り出し物です。即買いでした。
ブラックベリーは、野生の野いちごやラズベリーのような感じ。
そのまま口に入れると、とても酸味が強いです。
Blackberry2 母も初めて食べるらしい。
「こうやってヨーグルトと混ぜ混ぜして・・・」と、
昼食後に自宅でやっていると、
鮮やかな紫色の色調の変化に感動していました。
日持ちがしないので、食べきれないときは、
軽く洗って、小分けして冷凍するのがいいでしょう。

さて、10時3時に帰って、早速ジャムに。
ヨーグルトと混ぜるときは気になりませんが、ブラックベリーには白ゴマ風の小さな種があります。このため、ぶどうのジャムと同じように、一度こす必要があります。
本格的には、ふきんでこすのですが、種だけ除けばいいので、今回のレシピのように目の粗いざるを通すだけでもOKです。

ブラックベリーのジャムの作り方(電子レンジ簡単レシピ)
材料 ブラックベリー 600グラム
    お砂糖     120グラム(ブラックベリーの重さの20%)
お砂糖の量は、種を取り除いた後のブラックベリーのシロップの重さの50%です。
作り方 1.ブラックベリーを軽く水洗いして、傷んだ箇所を取り除きます。
2.1を耐熱容器、または丼鉢に入れ、電子レンジ強(600W)で6分かけます。
3.実が柔らかくなり、果汁が出ます。木べらで手早くブラックベリーの実を砕きます。
Blackberry3 4.3が熱いうちに、ざるを通して、
ブラックベリーのシロップと種を分離します。
5.シロップの重さを量り、その重さの半分のお砂糖をシロップに入れ、よく混ぜます。
6.5を再び耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強で6分かけます。
7.表面に浮いたあくを取り除き、今度はレンジ弱(200W)で10分かけます。途中で何度か、かき混ぜます。
Blackberryjam 8.最後の2分くらいは、こまめに混ぜ、全体が泡立ち、とろみがついたら出来上がりです。冷えると固まりますので早めにレンジを終了しましょう。
出来上がり量200ccぐらいです。
レモン果汁は入れなくても固まります。

おいしい手作りジャムは、電子レンジで簡単に出来ますよ。
ぜひご自宅でチャレンジしてみてくださいね。

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2009年7月22日 (水)

トムラウシ遭難事故

トムラウシでの遭難、大変お気の毒に思います。
私も北海道では、トムラウシ、利尻岳などに登りましたが、
利尻岳では7月上旬に頂上で雪に降られました。もちろん完全防備で往復しました。
私の場合、社会人になって単独行が多かったです。
単独行は、みんな危険だって言ってましたが、団体行動だったら安全なのかと。
日程、ルートの変更や天気待ちは、単独行のほうが自由にできます。
利尻岳の登山はふもとでキャンプを張り、3日待っての日帰りアタック。
トムラウシは、快晴の日に日帰り。登り7時間、下り5時間。雨ではとても無理です。
頂上付近のお花畑はきれいですが、健康ブームの登山とはちょっと趣が違います。
団体、単独とそれぞれ長短両方あるので、登山目的に応じた使い分けが必要かと。
計画から、無事下山するまで、結局、自分を守れるのは自分自身・・・。
無事下山できてこそ、良い思い出になるのですから。

今回のニュースに触れて、色々な疑問が浮かびます。
1.山岳ガイドのプロとは、リーダーの役割なのか、単なる解説員のことなのか。
お花畑の花の名前や、山頂から見える景色の解説などができることを、ツアー参加者は当然求めるでしょう。現地をよく歩いた人ならばガイドとしてその役割ができるでしょう。しかし、ツアー客を取りまとめるリーダーの役割は、同じ人ができるのでしょうか?つまり、ツアー客を、お客さん扱いしていると、統率できないのではということです。
2.また、知らない人同士でひとつのパーティーを組んで、登山が出来るのでしょうか?つまりは、お互いの体力がわからないもの同士で、いのちをお互いに預けることができるのかということです。
3.連泊する場合、予備の食料は必携です。参加者全員分の予備食の手配状況や、天候悪化時に必要な装備品の状況は?ツアー参加者にも荷物を分担して持たせていたのか?大人数のパーティーでは、ガイドが全てを持つのは無理でしょう。
4.雨などで行動できず、下山予定が延びることなどは当然想定されますが、全員了解済みだったのかどうか。などなど・・・。

疑問点は尽きないのですが、今日は1点だけ。
私がいつも感じていることは、
大自然は「今日は晴れて、一番きれいな日だから皆様いらしてください。」と、
年に数回快く手招きしてくれているのです。だけれども、
人間の都合で休日があわなかったりして、そのベストな日に行けないだけ。
遭難事故の原因に天候の悪化とよく言われますが、ほとんどは人災ではないかと。
(大地震や津波、火山活動、竜巻など予測困難なものが天災かと。)

無くなられたのは、ご年配の方ばかりですね。
うちの母もそうですが、何だか時間にせかされてて、
アレもコレもと、いつも忙しそうにあせっています。
毎日が日曜日のはずなのに・・・。(不適切な発言でしたらごめんなさい)
日本人の性(さが)なのでしょうか?

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2009年7月13日 (月)

超便利グッズです「バイク用ブーツカバー」

今年の梅雨は大雨の日が多いですね。靴が何足あっても足りません。靴下は替えを持っていればいいのですが、靴はすぐには乾かないし・・・。というとき、これがあると便利です。

Boot_cover バイク用のブーツカバー。靴をすっぽりと覆い、雨水の浸入を防ぎます。ビニール製なので、レインコートと同様にカバー内部が蒸れますが、靴下や靴はほとんど濡れません。特に、自転車通勤の方、レインコートの上に、更にブーツカバーを着用すれば完璧!
お買い求めは、バイク用品屋さんなどで。たぶん2000~3000円位。
欠点は、靴の裏側のソールの部分が薄いので、あまり歩き回ると、ビニールが破れるかもしれないこと。もともと、バイク用品なので、ブーツカバーを着用したまま歩き回ることは考えていませんので・・・。
大雨のとき、大雪のときに活躍します。雨具をはずした後の快適さは、癖になります。

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2009年7月 9日 (木)

映画「剣岳・点の記」

久しぶりに映画を見てきました。新田次郎の小説「剣岳・点の記」の映画です。
明治40年に陸軍上層部の命を受け、測量のために未踏の剣岳に挑む実話です。実写で迫力満点。命令とはいえ、未踏の岩山を、まともな装備もない状況で登らねばならないという、当時の困難さが十分に伝わってきます。今では、登山ルートも複数あり、危険な箇所はロープや鎖が備えてあります。それでも事故が多い山で、悲しいかな、毎年のように遭難のニュースで剣岳の名前が出てきます。

剣岳には、夏と秋の2回登りました。学生時代に同級生3人で広島から登りに行ったときは、お金がなかったので、青春18きっぷで(発売当時はのびのびきっぷと呼んでいたような?)。朝8時くらいに広島を出ると、列車を乗り継いで富山駅に夜中12時くらいに到着。翌朝1番の立山行きの電車に乗り、朝早く室堂という標高2400Mのバスの終点に着きます。そこから修学旅行、団体さん、観光客のほとんどは、立山へ日帰り往復ですが、大きな荷物をかついだ学生3人組は立山に登った後、そのさらに先の剣岳へ。8月でも雪の残る剣沢で、テントを張って1泊。翌日、軽装で剣岳を往復しました。岩登りが多くて険しくて、荷物を持ってはとても登れません。無事に頂上までたどり着き、テントに戻って1泊。翌日、大日岳という山までのんびり歩いて1泊。次の日は、称名滝という大きな滝のあるふもとまで下山。翌日再び鈍行列車で1日かけて広島まで帰ってきました。雲もなくいい天気で、思い出に残る山行でした。

原作の小説も持っていますので、読んでみたい方は店長まで。

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