マルメロのジャムの作り方
今日は、マルメロのジャムをお作りします。
マルメロは、香りが本かりんとよく似ていますが、実はどちらかというと固いりんごかボケの実って感じです。
マルメロの特徴は・・・
1.りんご大の大きさで、あまり大きくはならず、
2.本かりんより果肉がやわらかく、固いながらもすっと包丁が通り、
3.本かりんよりも、市場に出回る時期が約1ヶ月位早く、
4.あまり日持ちがしません。
5.表面に産毛が生えているものもあります。(ないのもあります。)
決定的に違うのは、マルメロは少し渋みはあるものの、薄くスライスして砂糖をまぶすと、すぐに食べることができます。本かりんは、すぐには食べれません。
表面が黄色く色づき、香りの良いマルメロを入手したら、早めにジャムに加工しましょう。
広島では、なかなか売っていませんので、今回は、秋田県から取り寄せました。
秋田県の若松屋さまHP・・・http://store.shopping.yahoo.co.jp/wakamatsuya164/index.html
マルメロのジャムの作り方
材料 マルメロ 4個くらい(約1キロ)
砂糖 500グラム(マルメロの重さの50%)
作り方 1.マルメロをよく洗います。
2.皮をむき、縦に割って種を取り出します。本かりんほどではないですがやっぱり固いので、気をつけて作業をしましょう。茶色く変色した部分と虫食いを取り除きます。
3.2を薄くスライスして鍋に入れ、砂糖全量をまぶしてよく混ぜ、1晩放置します。写真のように、砂糖を入れた鍋を用意しておいて、スライサーを使うといいでしょう。空気に触れると変色しやすいです。固いながらも、1晩経つと果汁が出てきます。この果汁で煮ていきます。
4.3を火にかけ、沸騰したら弱火にしてグツグツ煮ながら、表面に浮いてきたあくを取ります。果汁が少ないので、あく取りは手早くしましょう。果汁が少なすぎて作業が難しいようでしたら、少量のお湯を追加してもいいでしょう。水分はいずれ蒸発しますので問題ありません。焦げ付かないことのほうが大切ですね。
5.4の色が、あめ色に変わり、とろみがついてきたら出来上がりです。仕上がりが固いようでしたら木べらでつぶします。冷めると固くなりますので、早めに火からおろしましょう。
マルメロは、ペクチンが多いので、レモン果汁は必要ありません。
出来上がりは800グラムくらい。作業時間は、1晩放置する時間を除いて3時間くらいです。
3のスライスに時間がかかりますが(約2時間)、ご家庭でたくさんのジャムを作るのでなければ時間もあまりかからないでしょう。
本かりんのジャムよりもずっと簡単です。部屋中が甘い香りに包まれますよ。ぜひ、マルメロのジャム作りをお試しください。
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