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2008年4月

2008年4月28日 (月)

夏越し13年目のシクラメン

Cyclamenrsz ようやく花芽がついてくれました。このシクラメンは、10時3時の開店祝いにいただいた植木鉢です。今年で13年目。毎年、夏越しのときには葉っぱが2枚程度残っているのに、昨年の夏は元気がなく丸坊主になって、もうだめかと思っていました。特に何もせず、ただ様子を見ながら水をやっているだけなのですが、部屋の環境がいいのでしょうか?今年もちいさな花が咲くようです。
シクラメンは、冬のクリスマスのイメージがありますが、本来はサクラソウの仲間で春の花。今ごろ咲くのが自然な姿のようです。
Primularsz 開店以来、ずっとお店にある植木鉢がもう1つ。これもサクラソウの仲間でプリムラ・オブコニカという名前です。店内の植木鉢や小物類は、大部分がお客様からいただいたものです。大事にしていますが、増える一方で、テーブルが狭くなってきました。ちょっと多いかな・・・。

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2008年4月23日 (水)

いちごジャム(電子レンジ簡単レシピ)

今日は、電子レンジを使ったいちごのジャムの作り方をご紹介します。
Ichigojamrsz 近年、品種改良されて世に出てくるいちご(あまおう、とちおとめなど)は、果汁が少なく、果肉がしっかり固くて噛み応えのある品種が多いです。このような固いいちごは、電子レンジ向きです。とよのかなど果汁の多い品種は、ガスコンロで作ったほうが簡単で、時間的にも早くできるでしょう。
レンジの耐熱容器の中で、いちごが煮えるときに、かなりグラグラ沸きますので、大きめの耐熱容器、または丼鉢を用意します。1回のいちごの量は1パック(300グラムくらい)を目安にしましょう。毎回ちょっとづつの量を、違う品種でつくって、食べ比べるのもいいかもしれません。いちごジャムは簡単そうですが、きれいに仕上げるにはなかなか難しいです。こまめにあくをとるのがコツです。また、小さめのいちご(S、SSサイズなど)を使いますと、出来上がったときの赤い色の発色がきれいにでます。今回は、熊本産クイーンレッドを使いました。
材料 いちご・・・1パック(約300グラム)
    砂糖・・・いちごの重さの50%(150グラム)
    レモンスライス・・・2枚
作り方 
1.いちごはよく洗ってへたをとり、小さく切ります。
2.1を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で3分かけます。
3.2に砂糖をいれ、かき混ぜて、レンジ強(600W)で5分かけます。表面のあくをとり、よく混ぜます。
4.3にレモンのスライスをいれて、少しつぶして全体をかき混ぜ、レンジ強(600W)で5分かけます。途中で2回ぐらい表面のあくをとり、よく混ぜます。
Ichigojam1rsz 5.4のレモンを取り出し、よくかき混ぜます。味見をして、必要に応じて砂糖を加えます。
6.ピューレタイプの場合は、ここでフォークや木べらなどでつぶします。
7.6を再びレンジ弱(200W)で10分かけ、少し果汁が残る程度で早めに終了します。出来上がり量は、250グラムくらいです。

電子レンジを使ったジャム(マーマレード)の作り方のポイントは、八朔のマーマレードのページをご参照くださいませ。
URL・・・http://tearoom1003.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_4b53.html

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2008年4月15日 (火)

新メニュー「カスタードクリームのフルーツタルト」

Fruitstartrsz 新ケーキのご紹介です。いちごのおいしい季節になると、毎年フルーツタルトをお作りしています。昨年は、プリン生地でコーティングしましたが、今年はカスタードクリームでフルーツをおおいました。いちごのほかに何のフルーツが入っているかは、食べてからのお楽しみということで。お値段は150円です。
レシピは10時3時のホームページに掲載しています。
10時3時ホームページURL・・・http://homepage3.nifty.com/tearoom1003/

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2008年4月11日 (金)

いちごジャム

くだもの売り場に行って、大きく深呼吸をします。いちごのいい香りがしたら、早速ジャムを作りましょう。いちごの香りがしなかったら、残念ながら今日は取りやめ。形だけのいちごと完熟いちごでは、出来上がりに雲泥の差があります。
どのいちごを買いましょう?
今の時期(2番果の出回る3~4月)だったら、店頭に並んでいる一番手前の、一番小さめの、一番安そうな値段のいちごで十分です。形の良し悪しは問いません。気温が上がってきますと、各地のいちご生産地でいっせいに出荷のピークを迎えます。青果市場には、毎日捌ききれないくらいの大量のいちごが入荷してきます。お店の人も、完熟いちごは日持ちがしないことを知っていますので、目玉商品として安値で早く売り切りたいはずです。ご自宅用で扱いやすい量でしたら、4パックくらいでしょうか。
今回ご紹介する分量=いちごとお砂糖の合計が1800グラムくらいだと、少し大きめの2.5リットルくらいの鍋を用意します。いちごジャムは、途中でしっかりとあくを取らないと、くすんだ鈍い色のジャムになります。あくを取るときには結構ぐらぐらと沸騰させますので、小さめの鍋だとちょっと目をそらしたすきに、鍋からいちごがあふれかえってガスコンロが大変な事態になります。

材料 いちご・・・4パック(約1200グラム)
    砂糖・・・いちごの重さの50%(600グラム)
    レモン果汁・・・2分の1個程度
Strawberry1rsz作り方 
1.いちごはよく洗ってへたをとり、小さく刻みます。
2.1を大きめのボールに入れ、用意した砂糖を混ぜ、1時間くらいなじませます。あまおうなど固めのいちごの品種のときは、長めに2時間くらいなじませます。砂糖がなじんできますと、たっぷりの果汁が出てきます。この果汁を使ってジャムを煮ていきます。(水は使いません。)Strawberry2rszStrawberry3rsz
3.2で、1時間を待てない方は、1で刻んだいちご1パック分(300グラム分)を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で3分かけ温め、少し果汁を出します(写真左)。時間は100グラムあたり1分間が目安です。その後、砂糖150グラム(いちごの重さの50%)を加えてよく混ぜ、再びレンジ強(600W)で5分かけます。果汁がたくさん出て、表面にあくが浮いてきますので取り除きます(写真右)。この作業をいちごのパックの数だけ行います。鍋に移して、5に進みます。
Strawberry4rsz 4.2を、鍋に入れ中火にかけ、沸騰してきたら火を弱めて表面に浮いてきたあくを取り除きます。(30分~1時間くらい。)最初はいちごが果汁の上あたりに浮いていますが、あくが少なくなってきますといちごが果汁のなかに沈んで溶けていきます。このあたりの溶け具合で、いちごが完熟品だったかどうかが判明します。(今ごろわかっても遅いのですが・・・)
5.4でだいたいのあくが取れましたら、レモン果汁を加えてよく混ぜ、再び中火にかけ、かき混ぜながら煮詰めていきます。(30分~1時間くらい。)とよのかなど果汁の多いいちごの場合は、時間がかかります。時々鍋の底のほうをよくかき混ぜ、焦げ付きを防ぎます。途中、味見をして必要に応じて砂糖を追加します。水分が少なくなってきますと焦げやすくなりますので、作業の終わりごろの10分間くらいは、絶えずかき混ぜるようにします。ジャムは冷えると固くなりますので、底のほうに少し果汁が残る程度で終了します。
Strawberryjamrsz 出来上がり量は、800グラムくらいです。果汁の多いタイプのいちごだと、出来上がりは600グラムくらいになると思います。作業時間は、途中で電子レンジを使った場合は約2時間、電子レンジを使わなかった場合は、プラス砂糖をなじませるための待ち時間1~2時間くらいです。夜に砂糖をまぶしておいて、翌朝煮るという方法もあります。一晩置くと、染み出る果汁の量の多さにきっと驚かれることでしょう。

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2008年4月 7日 (月)

おいしいいちごの見分け方

きょうは、おいしいいちごの見分け方のお話です。
1.よく見かけるのがスーパーなどの果物売り場で、いちごのパックの底を見て「つぶれてないかしら?」と怪訝そうな顔をしている人たち。ここでよく覚えていただきたいのは、完熟した果物は果肉が弱くつぶれやすいということです。つまり、パックの底で果汁が染み出ていてつぶれているものには2種類あって、
・皆様がご心配している通りに、店頭で日にちが経ってつぶれているもの。
・今日到着したばかりの新しく完熟したいちごだけどトラック輸送中の振動でつぶれたもの。
が、あるということです。広島地区の場合、九州方面からのいちごが多く入荷しますが、熊本産、山口産は、完熟ものが多いようです。長崎産、佐賀産は少し固めが多いかな。ケーキの飾りには、少し固めのいちごを使うようですが、ご自宅用でそのまま食べるのであれば、できれば完熟品を手に入れたいものです。
2.日にちが経っているかどうかの見方ですが、葉っぱの枯れ具合を見てみましょう。葉っぱが新鮮でみずみずしいものは収穫してすぐのもの、枯れているものは少し日にちが経っているものです。
Ichigorsz 3.完熟かどうかの見方は、葉っぱが実から離れ、葉っぱの先端が反り返っていて、軸のほうに(つまり実と反対方向に)向いているものを選びます。そのほかに実のツブツブの色がいちごと同じ赤い色になっているもの。(写真をクリックすると拡大します。)
4.なによりもいちごの甘い香りがするものを。香りのしない形だけのフルーツは買わないこと。完熟フルーツの見分け方は、ずばり目利きならぬ鼻利きです。

おさらい・・・いちごの葉っぱを見て新鮮でみずみずしく、葉っぱの先端が軸のほうに反り返っているもの。香りがよく、ツブツブも含めたいちご全体の色が赤いもの。この条件でいちごの果汁が染み出て少しつぶれているものは、輸送中の振動によるものとみていいでしょう。いちごの大きさ、形の良し悪しはあえて問いません。見た目の形にとらわれず、鼻を利かせておいしいいちごをお選びいただけたらと思います。
最近のいちごのパックには、生産者名や生産者番号が記してありますので、おいしかった時には、覚えておきましょう。

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2008年4月 3日 (木)

おいしい「フロリダ産」グレープフルーツ

今日は、4月~5月においしいグレープフルーツをご紹介します。
Grapefruitrsz グレープフルーツは、カリフォルニア、フロリダ、南アフリカなどから年中輸入されていますので、スーパーでいつでも手に入れることができますが、今の時期のフロリダ産はその中でも飛びぬけて優秀です。フロリダ産グレープフルーツは、年末12月ごろから翌年5月頃まで日本市場に出回りますが、他の柑橘と同様に出始めは少し酸味が強く、お値段も少々高め。これが1個100円前後に落ち着き甘さも加わってくるのが、ちょうどこの時期なのです。果汁のたっぷり入った大玉を搾りますと、10時3時の部屋中がグレープフルーツの香りで満たされます。これから5月にかけて暖かくなる時期にぴったりのフルーツジュースです。
グレープフルーツの選び方ですが、大きくて重たいものを選び、ヘタの周りが柔らかくなく傷みのないものを選びます。グレープフルーツは、へたの周りが特に傷みやすいので、ご自宅で冷蔵庫などで保管される場合にも、ヘタの周りに荷重がかからないように置き方を工夫しますと長持ちします。
グレープフルーツの果肉は、赤色のルビー(ピンクとも言います)と白色のホワイトがあります。赤いほうは甘味が強く、白いほうはグレープフルーツ独特の爽やかさが特徴的です。外見で赤か白かを見分けることはできませんので、店頭の表示を信じて買いましょう。写真は、ルビーの例です。

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