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2008年2月13日 (水)

金柑のマーマレード(電子レンジ簡単レシピ)

Kinkan1rsz きょうは、金柑を使ったマーマレードをご紹介します。
金柑は、全体がムラなく橙色のものを。大きめのものが扱いやすいです。今回は宮崎産の金柑を使いました。煮る時間もごくわずかで簡単なので、風邪ひきさんになる前に作っておくと重宝します。金柑の量が少ないときには、鍋よりも電子レンジのほうが、作りやすいでしょう。

材料  金柑・・・1パック(約300グラム)
    砂糖・・・金柑の重さの33%(100グラム)
Kinkan3rsz作り方 1.金柑の表面をよく洗って、ヘタをとります。
2.表面の皮を包丁でそぎ落とし、皮だけにします。(縦に半分に切って、中をくりぬいてもいいです。)時間のある方は、マーマレードらしく千切りにするのもいいでしょう。
3.2を鍋に入れ、砂糖をまぶして1時間ほどなじませます。時間のない方は、少量のお湯で砂糖を溶かし、1時間を待たずに火にかけます。(10時3時では、ジャムを作るときは、基本的には果物の果汁が染み出てくるのを待ってから火にかけます。茹でこぼしもしません。)
Kinkan5rsz 4.3を、中火にかけます。沸騰してきたら、弱火にして浮き上がってくるあくを丁寧にすくいます。あくは、水気があるうちでしかすくえませんので、この作業は手早くやります。
5.鍋全体があわ立ち、ねっとりしてきて、金柑が透き通ってきたら出来上がりです。少し水気が残るくらいで火を止めます。出来上がったときのマーマレードの透明感のある色には、いつも感心させられます。
Kinkan6rsz出来上がりは、150グラムくらいです。火にかける時間は、作業前の金柑300グラムだと、10分間くらいでしょう。出来上がったマーマレードをお湯に溶かして飲む場合は、仕上がり具合は、ゆるめでいいので、火にかける時間は5~6分といったところでしょうか。もともと金柑は、そのままかじって食べることのできる果物なので、軽く火が通ればいいのです。
短時間で仕上がるので、途中でお砂糖を追加したいときはお早めに。金柑の味見をする場合は、予想外に熱いので、やけどをしないようにお気をつけてください。
出来上がった金柑を、紅茶に入れるとおいしいロシアンティーになります。10時3時の開店当時から続く、冬季人気メニューです。茶葉は、ニルギリやディンブラなどの軽めの紅茶がよく合います。

(電子レンジを使った場合の作り方)
材料と、1と2は、同じです。
3.2を耐熱容器、または丼鉢に入れ砂糖をまぶし、レンジ強(600W)で3分かけます。
4.浮き上がってくるあくを丁寧にすくい、レンジ弱(200W)で10分かけ、時々かき混ぜます。マーマレードをお湯に溶かして飲む場合は、これで終了。
5.パンに塗るぐらいの固さにするには、さらにレンジ弱(200W)で5分かけ、様子を見ます。余熱で固まりますし、冷えると固くなるので少し水気が残るぐらいで終了します。

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