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2008年1月

2008年1月28日 (月)

ペットボトル湯たんぽ

やけどの恐れがありますので、ご注意ください。
また、寝相の悪い方は、ご遠慮ください。

最近、湯たんぽが静かなブームだそうです。雪マークの予報が出ていますので、簡単なペットボトルを使った湯たんぽをご紹介します。
Petrsz 用意するものは、ペットボトル1個と、熱いお湯です。ペットボトルは、橙色のキャップのホットドリンク用を使います。冷たい飲み物用のペットボトルは、変形して大変危険ですので、使わないようにお願いします。(布団がビシャビシャになります。経験済み。)
(使い方)
1.寝る前に350ccくらいのお湯を沸かしてペットボトルに入れ、キャップを確実に閉めます。
2.ペットボトルの表面が熱いようだったら、ハンカチかハンドタオルを巻いてふとんの中にいれます。
3.朝は、ペットボトルの中のお湯で顔を洗うと、気持ちいいです。
ひとによっては、2リットルくらいの水の入っていたペットボトルに、お風呂の残り湯を入れるそうです。
私の場合は、お店のお湯を魔法瓶に入れて持って帰り、寝る前にペットボトルに移しかえています。この冬で3シーズン目ですが、湯たんぽのおかげで毎晩熟睡できています。
皆様のご感想をお待ちしています。(湯たんぽ製造メーカーさま、ごめんなさい。)

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2008年1月26日 (土)

伊予柑のマーマレード

Iyokan1rsz 今日は、伊予柑のマーマレードをお作りします。伊予柑のマーマレードは、甘口に仕上がるので、苦味もなく子供さんにも喜んで食べていただけます。
伊予柑は、普通のみかんの見分け方と同じような選び方で、甘い完熟品を使いましょう。一般的な見分け方としては、大きくて重たいもの、橙色の濃いもの、香りの良いもの、扁平のものを。また、スーパーなどの店頭に長期間置きっぱなしのものは、中の実が乾燥して果汁が取れない場合がありますので、収穫したての新鮮なものを使いましょう。今回は、愛媛県産の伊予柑を使用しました。マーマレードは皮を使いますので、表面の皮は良く洗っておきましょう。
材料 伊予柑・・・中サイズ4個(約800グラム)
    砂糖・・・伊予柑の重さの50%(400グラム)
作り方Iyokan2rszIyokan3rsz 
Iyokan4rsz1.伊予柑は皮と実に分けます。皮の裏の白いところは取り除かずにそのまま使いますが、繊維の太いものは取り去るほうがいいでしょう。皮はできる限り細く千切りにし、用意した砂糖の半量の砂糖を混ぜ、1時間くらいなじませます。砂糖がなじんできますと、皮の色が透明になってきます。Iyokan5rsz
2.1で1時間を待つあいだに、実の果肉と薄皮を取り分けます。果肉に砂糖の残り全部を加えて混ぜ、1時間くらいなじませます。砂糖がなじんできますと、たっぷりの果汁が出てきます。この果汁を使って煮ていきます。(水は使いません。)
3.1で、1時間を待てない方は、1を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で5分かけます。
4.同様に、2で、1時間を待てない方は、2を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で5分かけます。
5.1と2(または3と4)を合わせ、鍋に入れてよくかき混ぜ、中火にかけます。沸騰してきたら、表面に浮いてきたあくを取ります。伊予柑は、果汁が多いので、電子レンジよりも鍋のほうが作りやすいでしょう。
6.火加減にもよりますが、中火にかける時間は伊予柑4個の場合、だいたい30分くらいです。だんだんと、とろりーんとしてきます。途中、味見をしながら、お好みで砂糖を追加します。最初から多くの砂糖を入れるを甘すぎたときに修正ができませんので、最初の砂糖の量は少なく(だいたい50%を目安に)して、後から必要に応じて砂糖を追加します。
7.最後に残った果汁がチョッと多いかなと思うくらいで火を止めます。出来上がり量は、800グラムくらいです。
Iyokan6rsz 8.火を止めるタイミングの見方・・・どのジャム(マーマレード)にも共通する方法です。
  写真の様に、少量を小皿に取り、小皿の裏から氷で冷やしてみると良くわかります。
砂糖となじませる時間がないという方は、1と2の作業を夜に行って、一晩置いて、翌朝に1と2を合わせて火にかけるという方法もあります。

Iyokanjamrsz 今回のマーマレードの作り方は、伊予柑だけでなく、文旦、八朔、甘夏などと共通です。
マーマレードは、手作りの味を知ってしまうと、市販品を買うことができなくなってしまいます。伊予柑1個だと、電子レンジを途中で利用すると、30分くらいでジャムの小瓶満杯の200グラムはできると思います。休日のひとときに、マーマレード作りはいかがでしょうか?

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2008年1月22日 (火)

ゆずのマーマレード(電子レンジ簡単レシピ)

Yuzu1rsz 今年も、マーマレードの季節がやってきました。最初は、ゆずです。ゆずは、酸味が強くマーマレード向きですが、果汁が少なく固まりやすい果物です。ご家庭で少量作る場合は、鍋で作るよりも電子レンジのほうが作りやすいでしょう。ここでは、電子レンジを使った作り方をご紹介します。なお、指先にあかぎれがあると、果汁を絞るときに傷口に超しみわたりますので、手袋などをご用意ください。

Yuzu2rsz材料 ゆず・・・中サイズ5個(約500グラム)
    砂糖・・・ゆずの重さの50%(250グラム)
作り方 1.ゆずは皮と実に分けます。皮は薄くスライスして千切りにし、砂糖を混ぜ1時間くらいなじませます。
Yuzu4rsz  2.実から果汁を絞ります。皮をむいた後では、通常のレモン絞り器は使いづらいので、写真のような、小鳥の形の絞り器をお勧めします。これだと種も入らずに、果汁だけが上手に取り出せます。
3.1を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で5分かけます。
4.3に2の果汁を入れて混ぜ、レンジ弱(200W)で20分かけます。
  途中で2回ぐらい表面のあくをとり、よく混ぜます。
5.4の固まり具合は、2の果汁の量で大きく変わります。レンジ弱(200W)で5分かける作業を繰り返し、その都度よく混ぜます。また、お好みで砂糖を追加します。(砂糖を追加しますと固まりやすくなり、また、水分が減るごとに糖度も増すことも覚えておきましょう。)
6.数あるマーマレードの中で、ゆずは冷えると特に固まりやすい素材です。最後に残った果汁がチョッと多いかなと思うくらいでレンジの作業を終了しましょう。出来上がり量は、400グラムくらいです。
Yuzu3rsz_2 10時3時では、茹でこぼし(皮だけをお湯の中でぐらぐらさせて苦味を取り除く作業)は、一切行っていません。苦味も、柑橘それぞれの個性となってマーマレードに残ることと、ジャム作りの作業が、水分を抜き保存食を作る作業である、との考えからです。茹でこぼしを行うのであれば、スライスした皮を熱湯の中で10分くらいぐらぐらさせて、ざるにあげましょう。(お湯は捨てます。)また、電子レンジではなく鍋で作る場合は、最後の5分くらいは必ず弱火にしてコンロのそばについていて、水分のとび具合をよく確認することをおすすめします。水気がなくなると、あっという間に固まります。

Yuzu5rsz なお、ゆず茶はこのマーマレード適量をお湯で割ったもので、韓国の伝統茶です。ここ数年で、ゆず茶(ホットゆず)を多く見かけるのは、韓流ブームの影響でしょうか。

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2008年1月10日 (木)

新メニュー「ショートブレッド」

Sbreadrsz 12月の「バノフィーパイ」に引き続いて、今日は「ショートブレッド(Shohtbread)」をご紹介します。ショートブレッドといえばスコットランド地方のお菓子で、タータンチェックでおなじみのウォーカーズが有名です。写真のお菓子は、カロリーメイトのようなスティックタイプに仕上げてありますが、これとは別に丸型で焼いて、放射状に切込みを入れるタイプもあります。もともとショートブレッドは、スコットランド地方で昔、太陽神を崇拝していた時代の新年を祝うケーキだったそうです。(山口もも著、英国お菓子めぐりより)
Sbread1rsz 放射状の切り口は太陽の光をあらわし、円周に沿って波打つような模様をつけて、太陽の感じを出します。扇形に切った形がペチコートに似ているので、ペチコートテールズと呼ばれるそうです。スティックタイプは以前(といっても10年位前)にお作りしていますので、今回はお正月にあわせてペチコートテールズをお作りしました。一切れあたりの砂糖とバターの含有量が多い気がしますが、紅茶と相性のいいお菓子なのでお試しあれ。
明日1月11日は日本では鏡開きですが、丸いお餅も元をたどれば丸い鏡であり、太陽を意味していたそうです。ショートブレッドと鏡餅の由来はよく似ていますね。レシピは10時3時のホームページに載せています。

誠に申し訳ありませんが、BLOG更新を4日ごとの更新とさせていただきます。

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