おいしいみかんの見分け方(箱買いの時)
年末になると、みかん1ケースを箱買いすることもあるかと思います。今日は、みかん箱の等級の見方についてお話します。が、全国的には統一されていませんので、このBLOGでの内容は、広島産のみかん、ぶどうに限定します。詳しいことは、ご近所の親切な果物屋さんにお尋ねください。あまりいい顔はされないですが、よく買い物をされる常連さんだったら教えてくれるでしょう。
等級は、大きく3つに分かれます。
赤秀・・・秀というスタンプが赤インクで押してあるもの。あかしゅうと呼んでいます。
青秀・・・ 青インクで押してあるもの。あおしゅうと呼んでいます。
無地・・・枠の中に何もスタンプが押されていないもの。むじ=規格外商品です。赤秀、青秀の文字は、スーパーユアーズの広告にたまに出てきますので、見たことのある方も多いかと思います。でも意味合いまでは広告には書いてありません。要は、果物を選果するときに光センサーという便利なものがあって、みかんの糖度などがわかるので甘くて良いほうを赤秀に入れます、ということです。赤秀の箱は、お歳暮などの贈答品に用いられ、高値で取引されます。
青秀の箱は、糖度が低い、形が悪いなどで、おもに店頭でのカゴ盛り(8個で298円など)に用いられます。時折、形が悪いだけでとても甘いラッキーなときもあります。 無地は、大安売りや、ビニール袋つめ放題などに使われます。また、収穫量が極端に少なくて、箱に分けるほど収穫できないときも無地になります。このようなときの無地の箱には、大小混在ですが、とても甘い掘り出し物があったりします。
贈答品として箱のまま買う場合は、やはり一度箱をあけてから傷みがないか確認するほうが良いでしょう。スーパーだと難しいでしょうが、果物専門店や個人商店だったら、レジ精算の前に頼んでみましょう。みかん1個1個を確認した後で、大きなホッチキスでふたを閉じてくれます。
それにしても、デジカメ写真お断りの果物屋さんには参りました。この情報公開時代に、写真に写るといけないものがあるのでしょうか?
10時3時では、デジカメOKですのでご遠慮なくどうぞ。
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