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2007年11月18日 (日)

りんごのジャム(電子レンジ簡単レシピ)

「電子レンジ ジャム」という検索キーワードが多いようなので、レンジの簡単レシピをご紹介します。ポイントは、レンジ弱を活用することです。今回は長野産ジョナゴールドのりんごで、おいしいジャムをお作りします。完熟りんごのたくさん出回る時期は、安いりんごでも大丈夫ですが、ふじなどの甘いりんごよりかは、ジョナゴールドなどの酸味のあるりんごのほうがジャム作りには向いています。作業中は、耐熱容器(丼鉢)が熱くなりますので、くれぐれもご注意ください。また、レンジ中はふたはしません。
Applejam4resize 材料 りんご・・・大サイズ1個
   (約330グラム、お皿の絵は玉村豊男作のりんごの花です)
    砂糖・・・りんごの重さの30%(100グラム)
    レモンスライス・・・1枚
作り方 
1.りんごは皮と芯、種を取り、薄くいちょう切りにします。
2.1を耐熱容器、または丼鉢に入れ、レンジ強(600W)で5分かけます。
3.2に砂糖をいれ、かき混ぜて、レンジ弱(200W)で10分かけます。
  途中で2回ぐらい表面のあくをとり、よく混ぜます。
4.3にレモンのスライスをいれて、少しつぶして全体をかき混ぜ、レンジ弱(200W)で5分かけます。
Applejam5resize 5.4のレモンを取り出し、よくかき混ぜます。味見をして、必要に応じて砂糖を加えます。
6.ピューレタイプの場合は、ここでフォークや木べらなどでつぶします。
7.6を再びレンジ弱(200W)で5分かけ、少し果汁が残る程度で早めに終了します。出来上がり量は、250グラムくらいです。
りんごのいちょう切りの形が残るプレザーブタイプの場合は、果肉のしっかりした東北産が良いでしょう。

この電子レンジを使ったジャムの作り方は、色々な果物に応用できると思います。
ジャム作りは、水分を飛ばして糖度を上げ、保存食を作る作業です。砂糖の量は、多い方が日持ちがしますが、はじめから多く入れてしまうと途中で減らすことができません。砂糖の量は控えめにスタートして、不足分は後から追加します。
また、レモン果汁は、材料をゼリー化(ゲル化)させるペクチンを補充するために使います。柑橘のマーマレードを作るときは、皮にペクチンを多く含んでいるため、レモン果汁は必要ありません。桃などの繊細な香りの果物のジャムを作るときは、レモン果汁は少しづつ味見をしながら入れましょう。

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