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2007年10月

2007年10月28日 (日)

象印ホットサンドメーカー

Hotsand1resize先週、初めてヤフーオークションに参加して商品を購入しました。オークションといっても欲しい人がほかにいなかったので、最低価格でそのまま終了しました。
お宝は、写真の象印ホットサンドメーカーです。最近の商品は、セットしたサンドイッチのパンが自動的に(勝手に)三角形に仕上がるタイプがほとんどで、具が入って膨らんだままの状態で仕上がるタイプがありません。お店で使っているのは、テフロン加工がそろそろ限界で、サラダ油を引きつつ使っていました。ちょうど買い替えを検討していたところ、オークションで同タイプを1個だけ発見したのでした。
Hotsand2resize これから冬にかけて、ホットサンドがおいしいですね。寒い日にはご注文も集中しがちなので、これで少しは迅速な対応ができそうです。
落札者評価(1)がつきました。

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2007年10月25日 (木)

西洋梨のジャム

西洋梨のジャムは、基本的には桃やりんごのジャムの作り方と一緒ですが、水分が多いので出来上がり量は少なくなります。通常のジャムの作り方では、果物の重さの半分の砂糖を用意しますが、西洋梨の場合は煮詰まって甘くなりすぎるので、砂糖を減らして作ります。
Pearresize2 材料 西洋梨・・・中サイズ2個(約800グラム)
    砂糖・・・西洋梨の重さの20%(160グラム)
    レモン果汁・・・レモン4分の1程度
作り方 1.西洋梨は皮と芯、種を取り、いちょう切りにします。
  完熟した西洋梨は滑りやすいので気をつけましょう。
2.1を鍋に入れ、砂糖をまぶして混ぜ、2時間くらい放置します。
3.2を中火にかけ、沸騰したら弱火にしてあくをとります。
4.3にレモン果汁を入れ、再び煮詰めていきます。余熱で固くなるので早めに火を消します。出来上がり量は、300グラムくらいです。
Pearjamresize このくらいの分量だと、電子レンジで簡単にできます。いちょう切りの西洋梨と砂糖を丼鉢に入れ、レンジ弱(200W)で20分くらいかけます。そのあいだ時々かき混ぜながらあくを取ります。レモン汁を加え、再びレンジ弱で40分くらいかけます。そのあいだ10分おきくらいに良くかき混ぜ、余熱で固くなるので少し水分が残る程度で終了します。西洋梨の柔らかくなった果肉をそのまま崩さなければ、きれいなプレザーブタイプに、途中で木べらでつぶせばピューレタイプになります。プレザーブタイプは、鍋よりも電子レンジで作った方が、上手にきれいな形が残ります。写真はピューレタイプの例です。

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2007年10月19日 (金)

おいしい西洋梨の見分け方

ようやく西洋梨の季節がやってきました。英語の教科書のさし絵でしか見たことのなかった西洋梨ですが、今は小さな八百屋さんに行っても店頭に並んでいます。いい時代ですね。
タイトルには「おいしい・・」となっていますが「食べ頃の・・」が正解です。今までいろいろな品種の西洋梨を食べましたが、どれもハズレはありません。断言できます。もし、あなたが食べた西洋梨がおいしくなかったとしたら、それはチョッと食べ頃を見誤ったのだと思います。
Pearresize 見分け方は、とても簡単です。西洋梨の軸の反対側のお尻の部分(俗に言う「花落ち」)をチョッと押して、やわらかさを感じれば(少しへっこめば)食べ頃です。このやわらかさの確認方法は、桃やキウイフルーツに共通した見分け方なので、覚えておくと便利です。食べ頃になりますと、香りも出てきます。完熟した西洋なしは傷みやすいので早めに冷蔵庫に入れ、食べきるようにします。そのままほおっておくと、1日でダメになります。
で、何が難しいかといいますと、この食べ頃になる時期がいつ来るかが全く予想ができない点です。産地では、追熟処理をして出荷しますが、やはり早めに出荷します。一番いい方法は、店頭に並んでいる西洋梨に割引シールが張ってあるものを買うことです。スーパーさんも完熟すると傷みが早く来るというのは知っていますので、半額くらいにはなっていると思います。傷んだら最後、売り物にならず全損になるのでスーパーさんも大きな痛手を被ります。もし、固いのもしか見当たらない場合は、少しでも香りの良いものを選んで買って帰ります。そして、部屋の中で(つまり室温で)ほおっておいて、毎日朝夕、やわらかさを確認します。食べ頃になりますと、だいたいの品種は表面の色が黄金色に変わりますが、ラフランスは緑のままなのでご注意を。
西洋梨は、ラフランスが有名ですが、ほかにもいろいろな品種があります。早生品種のオーロラ、バートレット、大玉のゼネラルレクラーク、マルゲリットマリーラなど。何でも食べてみましょう。写真は、山形産オーロラの例です。

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2007年10月16日 (火)

紅玉りんごのアップルティー

紅玉りんごのおいしい季節になりました。電子レンジを使って簡単に作るアップルティーをご紹介します(ティーカップ1杯分)。

Appletea1resize材料
紅玉りんご・・・10分の1個程度(りんごの中に蜜が入っているような完熟のものをご利用ください)
ニルギリ茶葉・・・2グラム(ティースプーン軽く1杯、なければ、ケニアなどあまり強くないものを。ティーバッグ1個でもOKです)
Appletea2resizeお湯の量:200cc ・・・熱湯です。
ポリプロピレン製容器で、容量が300cc程度のものを1個。なければ大きめのマグカップで代用できます。
ポリプロピレン製容器についてはホームページをご参照ください。
Appletea3resizeURL:http://homepage3.nifty.com/tearoom1003/
作り方 
1.りんごの皮と芯を取り除き、いちょう切りに限りなく薄くスライスします。
2.1を容器に入れ、熱湯を注ぎます。
3.2にふたをせず、電子レンジ(600W)に約2分かけます。
Appletea4resize4.3を電子レンジから取り出し、茶葉を入れます。
5.4にふたをして、約2分30秒蒸らします。(ティーバッグのときは約1 分)
6.出来上がった紅茶を、茶漉しを通してティーカップに注ぎます。
(お湯の量は、りんごが水分を吸うので180ccより多めにします。又、りんごは、なるべく薄くスライスした方が、おいしく出来るようです。)

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2007年10月13日 (土)

10時3時の店内音楽はミュージックバード

10時3時のお店が開店して1週間くらいたった頃、広島テレビの方がご来店されて、「ここで流している音楽は普通の有線放送でもCDでもないね、いったい何?」とご質問。さすがはプロですね。音声の担当者やオーディオに詳しい方から、時々このような質問があります。
10時3時で流している店内音楽(BGM)は、東京からの音楽専門の衛星放送「ミュージックバード」のクラシック番組です。2階のお店のチューナーから同軸ケーブルを100メートル敷いて、屋上のパラボラアンテナとつながっています。詳しくは非圧縮PCM衛星デジタル放送というそうです。数ある音楽放送のなかで、もっとも音質の良い方法で(たぶん日本一)、その中でもクラシックとジャズの番組はピカイチです。なんといってもノイズがありません。10年以上も前からミュージックバードをBGMとして採用しているのは、広島では10時3時だけでしょう。
近年、ミュージックバードは東京FMの傘下に入りましたので、広島FMなど各社FM局のホームページにもバナー広告がでていたりします。
URL・・・http://www.musicbird.jp/
Mdr2000 チューナーとアンテナの個人向け無料レンタル制度もありますので、オーディオアンプをお持ちの方にはオススメです。最近、お店のチューナーを最新機種に入れ替えたのですが、ミュージックバードのHPで紹介されているチューナー「MDR-2000」は、曲名や演奏者、CD番号がリアルタイムで表示されてとっても便利です。曲名などのお問い合わせは、お気軽にどうぞ。
なお、次のようなときは、CDやFM放送に切り替えますのでご了承くださいませ。
大雨で受信状況が悪いとき(東京が大雨でも悪くなります)。
現代音楽などで、急に大きな音が出てびっくりするようなとき。
超マニアックな特集のとき(例・・指揮者別の演奏聴き比べの特集で、ベートーベンの交響曲「運命」ばかりが、2時間くらいつづくなど)。

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2007年10月 4日 (木)

おいしいりんごの見分け方

10月に入ってようやく秋らしい風が吹き始めました。スーパーのりんご売り場もようやくりんごの香りがし始めました。先月までは数種類のりんごは並んではいましたが、ぜんぜんりんごの香りがしませんでした。皆様はお気づきだったでしょうか?
姿かたちがりんごでも、香りのしない果物は未熟品です。季節を先取りして目新しい果物を並べておくと、少々高くても買ってしまうのが、新しい物好きの日本人の習慣です。あまりあせっても、おいしいものは手に入りません。時期が来れば完熟品が必ず出てきますし、そのころは出荷量も多くなるので値段も安いものです。お目当ての果物を買うかどうかの判断は、いい香りがして、値段が安いかどうかで判断しましょう。目ではなく鼻で判断します。
Tsugaruresize おいしいりんごの見分け方は、20世紀梨のときとほぼ一緒です。軸の周り(俗に言う「肩(かた)」)の盛り上がりを確認して、香りのいいものを選びます。りんご全体が赤くなっているものということが以前は言われていましたが、今はあてになりません。(りんごの木の下にアルミシートを敷き、太陽光線を反射させることで、人工的にりんごの下半分を赤く色づけることができるそうです。)一般的には、大きくて重量感のあるものがいいのですが、津軽など柔らかい品種のりんごは、果肉がすぐにブヨブヨになるので、初秋の気温が高い時期には少し小さめのりんごが良いでしょう。
また、おいしくなる条件に、昼夜の寒暖の差が激しいかどうかがあるそうです。これは農産物全般に言えることのようで、お米やぶどうで特に最近の売り口上としてよく利用されます。インターネットにいろいろ詳しく載っていますので、お調べになりたい方は「寒暖の差 ポリフェノール」で検索されてみてください。この観点からしても、最低気温が25℃に近かった今年の9月はあまりおいしい果物が期待できなかった月といえるでしょう。

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