おいしい桃の見分け方 その1
先日、桃の食べごろが良くわからないとご相談を受けました。お中元をいただいて食べごろの日付のとおりに切ってみたけれどどうも・・・ということでした。
1.おいしい桃の見分け方・・・色でなく香りで判断します。
果物売り場でまず第一に行うことは、大きく深呼吸をして、どの果物の香りがよいの
かを知ることです。完熟の桃は、ラップ越しにでも、いい香りがしてきます。桃は品種
によってピンク色の桃や、白い桃があって、色のいい桃でおいしくない桃もあります。
すこしのあいだ、野生に戻ったつもりで鼻を利かせてみましょう。
2.桃の食べごろサイン・・・軸の周りの色に注目します。
収穫して間もない桃は、軸の周りが緑色をしています。
これは、出荷するときに完熟品だったら店頭に並んだ時点で
傷んでしまうため、完熟の少し手前で収穫するからです。
このような緑色のときは、室温で放置しておいて、軸の周りが
クリーム色に変わるのを待ちます。
クリーム色になったら軸の回り(写真の←の部分)を指で少し押さえてみます。少しへこんで柔らかいようだったら食べ頃です。固いようだったらもう少し待ちましょう。
また、クリーム色になった桃の表面が透明
がかってきたり(写真左)、エクボのように
少しへこんできたら(写真右)、食べ頃なの
で傷まないように冷蔵庫に入れましょう。
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